結論から言うと、「野球(NPB)視聴」がメインになる場合、スポナビライブが間違いなくおすすめです。それは配信ラインナップ、月額料金、その総合値から見てスポナビライブがDAZNを上回っているためです。
しかし、DAZNはスポナビライブでは配信対象となっていない「広島東洋カープ」の配信をVOD独占で行っています。そのため、VOD上における「全試合視聴」にこだわる場合、DAZNと契約する必要があります。
ただ、広島主催試合だけでよければDAZNでカバーできますから、広島ファンにとってはスポナビライブよりも満足度は高いでしょう。
つまり、どこの球団のファンなのか、どれくらいの試合を見たいのかによって、選択肢が分かれることとなります。
2018年2月7日読売新聞の記事で、スポナビライブが2018年5月で終了することが発表されました。それに伴い、プロ野球コンテンツはDAZNへ移管されることになりました。
参考 スポナビライブ終了~黒船DAZNへコンテンツ完全移管!野球中継は巨人戦以外全配信
DAZN × スポナビライブ
DAZN | スポナビライブ | |
月額料金 | DAZN for docomo:980円 通常会員:1,925円(税込) |
ソフトバンクユーザー:980円 Yahoo!プレミアム会員:980円 通常会員:1,480円 |
環境 | インターネット環境 | インターネット環境 |
対象試合 | 広島・横浜の主催試合 | 巨人・広島を除く10球団の主催試合 |
見逃し配信 | あり | あり |
対応デバイス | ・テレビ(Amazon Fire TV) ・パソコン ・スマートフォン ・タブレット |
・テレビ(Amazon Fire TV) ・パソコン ・スマートフォン ・タブレット |
画質 | HD/フルHD | HD/フルHD |
視聴制限 | 広島県民は広島戦が見られない | ・阪神戦5分間のディレイ放送 ・阪神戦Amazon Fire TV利用不可 ・中日-巨人戦配信対象外 ・ヤクルト戦見逃し配信なし |
広島戦だけを見たい→DAZN
広島戦のVOD配信はDAZNのみです。スポナビライブでは広島主催試合(マツダスタジアムや三次きんさいスタジアム、しまなみ球場で行う試合)が権利上の問題で配信されないため、広島ファンにとっては割高。しかしDAZNの場合は主催試合全て配信されるため、最低70試合弱は見られることになります。
ただビジターの試合も見たいとなると、その残り70試合弱分をスポナビライブ等でカバーする必要があります。
権利上の問題でDAZNのカープ戦の配信は通信がブロックされます。かなり闇を感じますが、これは改善の見込みはありません。詳しい内容は以下で解説しています。
参考 DAZNで広島カープ戦を見たい!メリット・デメリットは?
広島ファン以外→スポナビライブ
広島ファン以外にとっては、スポナビライブで7~8割以上カバーできます。特にパ・リーグファンの方にとっては9.5割近くスポナビライブで網羅できます。
しかし今は交流戦がある影響で、全試合視聴が難しくなっています。ですが広島主催試合をカバーするためだけにDAZNに登録するのはバカバカしいですし、無料体験が1ヶ月ありますが一人1回までなので現実的ではありません。
その他視聴制限もあるため、セ・リーグファンで「全試合視聴」にこだわる場合は衛星放送のスカパー!を検討すべきでしょう。スカパー!の「プロ野球セット」であれば、権利問題は関係なく、3,980円(税込)ポッキリで全試合視聴可能です。
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野球を見るためだけならスポナビライブ!サッカーも同時に楽しむならDAZN!
観戦用のスポーツというのはどうしてもスポンサーの影響を受けるものですから、たった一つのVODの登録で、すべてをカバーすることは難しい現状です。
その中でもある程度NPBの網羅性が高いのがスポナビライブです。
DAZNは確かに広島の試合を唯一持っていますが、そのために登録するのは他ファンとしては腑に落ちませんよね。また広島はNHK中継も行っているため、広島県外でもNHKの放送をしていることが多いのです。
そうした地上波の組み合わせも考えると、見られる日・見られない日があってもいいのかな、という心づもりがストレスにもならないと思います。
またDAZNはJリーグの放送権を10年間購入していますから、サッカーの視聴も野球と同じく多いという方は要検討でしょう。
リンク DAZNへの登録(1ヶ月間無料)
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