国内VOD・動画配信サービス【45社】比較表

国内のVODサービス、動画配信サービスについて、各種分類を行い、それぞれの客観的データを比較しました。分類に関しては以下のような分け方としています。

放送局系VOD

放送局が提供する動画配信サービスを比較・紹介します。基本的に過去の見逃し番組や、人気番組の再配信を行っています。Huluについては2014年4月から日本テレビ傘下となったためこちらに並記しています。

特に注目されているのが、広告付き無料配信サービス「TVer(ティーバー)」。TVerはリアルタイムで視聴することができなかったユーザーに対し、放送から1週間限定で放送局の垣根を越えて無料で配信しています。特にドラマジャンルは人気で、時間帯が重なっている番組や、「録画をする必要がなくなった」という声も聞こえています。

しかしTVerには全てのコンテンツが用意されているわけではなく、二次配信に伴う権利関係が微妙なものや、一週間以上過去の番組については、それぞれ用意しているVOD・動画配信サービスを利用することになります。

Huluは海外事業者でしたが、日本版サービスが日本テレビ傘下になってからは、海外作品だけではなく、日本テレビを中心に在京6局のコンテンツを多く取り揃えるようになり、放送局系VODではトップのサービスと評価できます。

サービス 配信本数 会員数 価格(税込) 特徴・強み
NHKオンデマンド 5000本 194万人 月額:972円
都度:108~216円
NHK番組の見逃し・過去番組の再配信。
日テレオンデマンド 5000本 非公開 324~2160円
※ポイント制。
コンテンツにより異なる。
日本テレビで放送されたドラマ・アニメ・バラエティの再配信。
Paravi 非公開 非公開 月額:999円 TBS・テレ東・WOWOWなどが出資。
TBS系のドラマ・アニメ・バラエティを中心に配信。
前身はTBSオンデマンド。
FOD 3.6万本 350万人 都度:50~2500円
月額:888円
フジテレビで放送されたドラマ・アニメ・バラエティの再配信。
テレ朝動画 非公開 非公開 都度:200~300円
月額:500~2000円
テレビ朝日で放送されたドラマ・アニメ・バラエティの再配信。
テレビ東京オンデマンド 非公開 テレビ東京で放送されたドラマ・バラエティを他社VODに提供している。
テレビ東京オンデマンド上で視聴するわけではない。
テレビ東京ビジネスオンデマンド 非公開 5万人 月額:540円 テレビ東京で放送された経済番組が見放題。
Hulu 4.2万本
※2016年12月
155万人 月額:1008円 米国から始まったサービス(今は日本テレビ傘下)。
日本最速で海外ドラマを配信する動画配信サービス。Hulu独自コンテンツも多数。
Chuun 非公開 無料 中京テレビで放送されたドラマ・バラエティの動画配信サービス。
サービスは全て無料。
あにてれしあたー 非公開 非公開 月額:756円 テレビ東京で放送されたアニメ番組が見放題。
TVer 150番組 500万人
※アプリDL数
無料 民法の一部の見逃し放送を放送終了から一週間、広告付きで無料配信するサービス。
アクトビラ 8.2万本 600万人 都度:108~648円
月額:540~2160円
シャープ、ソニー、ソネットエンタテインメント、東芝、パナソニック、日立のテレビメーカー6社が共同で設立した動画配信サービス会社。
現在はWOWOWも参加。
アクトビラが搭載されたテレビを購入しさえすれば、専用の機器などは不要で視聴が可能になる独自性の強いサービス。

携帯電話・通信キャリア系VOD

携帯電話の各キャリアが提供する動画配信サービスを比較・紹介します。携帯キャリア系VODにおけるNo.1は圧倒的に「dTV」。本数やそのラインナップの膨大さから判断しても、他社とは比較になりません。映像コンテンツに限らず、漫画や音楽、ライブ映像コンテンツも備えており、他社キャリアを利用していてもdTVに申し込むことができます(キャリアフリー)。

キャリアが提供しているVODは、他のサービスと比べて比較的安く加入することができ、電話料金との合算支払いに対応していることが特徴です。いずれもダウンロード視聴に対応しています。

サービス 配信本数 会員数 価格(税込) 特徴・強み
dTV 12万本 469万人 月額:540円 NTTドコモによる動画配信サービス。
映画、ドラマ、アニメ、ライブ映像、カラオケや漫画など多様なコンテンツが魅力。
携帯電話キャリアとしては圧倒的No.1のサービス。
dアニメストア 2000本 180万人 月額:432円 NTTドコモによるアニメ専門の動画配信サービス。流行りの2.5次元舞台も視聴可能。
DLも無制限で、アニソンやミュージッククリップも聞き放題。
auビデオパス 1万本 非公開 月額:562円(税抜) KDDIによる動画配信サービス。国内外の映画・ドラマが得意。
au契約者限定の動画配信サービス。
試写会・映画観賞券など特典も多数。
アニメ放題 1300本 非公開 月額:432円 Softbankユーザー向けのアニメ専門動画配信サービス。
放映中の最新アニメについても見逃し配信を行っている。

IT企業系VOD

圧倒的な配信本数を抱えて会員を増やしていく収益モデル。したがって、ガッツリ動画配信を楽しむ気持ちでないと割には合いません。一部サービスでは都度課金も可能ですが、1本あたり数百円であるため割高感が否めません。

しかし配信本数やコンテンツの独自性については、放送局・携帯キャリアが手掛けるものを優に超え、本格的に動画を楽しみたい場合はここから検討したいところです。特に世界規模で会員を抱える最大手の「Netflix(ネットフリックス)」と、日本国内の最新動画を数多く楽しめる「U-NEXT(ユーネクスト)」は、いち早くチェックしておきたいサービスでしょう。

サービス 配信本数 会員数 価格(税込) 特徴・強み
Netflix 非公開 1億人 スタンダード:1,026円 世界最大のVOD・動画配信サービス。独自コンテンツを豊富に抱える。
GYAO!ストア 9.6万本 非公開 CM付の無料放送
都度:108~540円
月額:302円~
Yahoo!の子会社。テレビ局から提供されるコンテンツが豊富で、GYAO!・プレミアムGYAO!・GYAO!ストアを含めた合計番組数は国内最大級の16万本。
楽天SHOWTIME 15万本 非公開 月額:302円~ 楽天による動画配信サービス。
ディズニーやワーナー、フォックスなど海外人気映画やドラマ、民放局の見逃し配信、楽天イーグルスのホームゲームなどもライブ配信。
※楽天の会員登録不要
楽天TV 非公開 非公開 無料 楽天による動画配信サービス。
※楽天の会員登録必要
U-NEXT 12万本 非公開 月額:2,149円 1契約で家族4人までアカウントを発行することが可能。
最新ドラマ・映画を始め、漫画や雑誌、アダルトコンテンツも取りそろえ、非常に幅広い。
ビデオマーケット 16万本 非公開 月額:500~980円
※税抜
都度:ポイント
配信数は国内最大級。
ドラマ・アニメの無料動画も1万本以上。未発表のインディペンデント作品などが豊富。

スポーツ中継系サービス

スポーツ中継の動画配信サービスで最も注目したいのは「DAZN(ダ・ゾーン)」。サッカー・バレー・野球など、年間6000試合以上を放送予定。Jリーグについては10年間の2100億円で放映権を取得、プロ野球についても巨人を除く11球団の放映権を取得。サッカー・野球ファンなら必ず登録しておきたいところでしょう。

スポナビライブは2018年5月にサービス終了。DAZNへコンテンツを移管しました。

マルチデバイス対応なので、アプリをダウンロードすればテレビやPC、スマートフォン、様々な環境でどこでもスポーツ中継を視聴できます。これまでサッカーのスポーツ中継というと、衛星放送に限ったものというイメージでしたが、新たな時代が到来する予感です。

サービス 配信本数 会員数 価格(税抜) 特徴・強み
DAZN 年6000試合以上 非公開 月額:1750円 2016年6月から国内に参入。
Jリーグについては10年間の放映権を獲得。
プロ野球は巨人を除く11球団主催試合を放送。
ドコモユーザーは月額980円で見放題。
パ・リーグTV パ・リーグ主催全試合 非公開 月額:1450円 パ・リーグ主催のプロ野球を全試合中継。
いずれかのチームのファンクラブに所属していれば月額950円で視聴可能。
ジャイアンツLIVEストリーム 約100試合 非公開 月額:1500円 ジャイアン主催試合+ビジターゲーム20試合イースタン戦を全試合中継。
虎テレ 約100試合 非公開 月額:600円 阪神タイガース主催試合+ジャイアンツ戦+交流戦を全試合中継。
シーンを検索したり、好プレーやHRだけをピックアップして再生することも可能。

多チャンネル・ケーブルテレビ系VOD・動画配信サービス

スカパー!などの衛星放送チャンネルやケーブルテレビ同様の番組を、ネットを介して視聴することができるサービスです。
衛星放送・CATV加入者向けのVODや、リアルタイムでスマートフォンなどを用いて視聴できるサービスがあります。

サービス 配信本数 会員数 価格(税込) 特徴・強み
スカパー!オンデマンド 57チャンネル 103.7万人 月額:216~3240円 スカパーに契約していなくてもスカパー放送をマルチデバイスで視聴することができるサービス。
なおスカパー加入者については格安割引で視聴できる。見逃し配信も対応。
ひかりTVビデオ 7.6万本 非公開 月額:1500円 ひかりTVチューナー加入者向けの動画配信サービス。
特に4Kコンテンツは国内最多の1000本以上。
DAZNにも対応。
WOWOWメンバーズオンデマンド 非公開 280万人 無料
※WOWOW加入者限定
WOWOWで放送されたドラマ・アニメ・バラエティの再配信。
スポーツのライブ配信。
WOWOW未加入者も一部視聴可能。
J:COMオンデマンド 6万本 529万世帯 月額:1080円 「J:COM TV」に加入することで、映画やドラマ、アニメのVOD作品の視聴が可能。
4K作品も視聴可能。

レンタルビデオ系VODサービス

レンタルビデオ系で根強い人気なのは「アダルト」。ここに紹介するTSUTAYA DISCAS、DMM.comで人気なのも圧倒的にアダルト。特に今はVRコンテンツが急激に伸びており、その先駆けと言えるのが両者でしょう。DMMについてはVR動画の有料配信をどこよりも早く提供を開始し、そのラインナップについては随一と言えます。

またレンタルビデオ事業者の強みを活かし、延滞料が一切かからない「宅配レンタル」も実施。月額申込みで借りることができる枚数にある程度制限が設けられているため延滞料の問題をクリアにすることができました。

サービス 配信本数 会員数 価格(税込) 特徴・強み
TSUTAYA DISCAS 8.5万本 非公開 月額:2,417円 国内最大級のビデオレンタル店TSUTAYAが提供する動画配信サービス。
旧作を中心とする見放題プランに加え、宅配DVD/CDレンタルとの併用も可能。
アダルトコンテンツの定額サービスやVR動画、4K放送など、ラインナップに優れている。
GEO TV 1万本 非公開 月額:980円 ビデオレンタル店GEOが提供する動画配信サービス。
コンテンツの8割以上が成人向けコンテンツ。
DMM.com 2500万人 月額:ラインナップにより異なる DMMが運営する動画配信サービス。
ストリーミング配信やダウンロード配信により料金が異なる。
AKBグループの劇場公演を配信する専用チャンネルは特に人気。

プラットフォーム系VODサービス

こちらは「Amazonプライム」の一強。年会費3900円という破格の値段で、受けられるサービスのラインナップにはとても驚かされます。

Amazonがここまで強気のサービスに出られる理由は、「動画配信サービス」がメインの事業ではないからでしょう。あくまで本業の通販・EC事業拡大のためのツールであるため、AppleやGoogleでも比較の土俵に上がることができないほどの強さを持っています。またAmazonプライム限定のコンテンツも最近注目を浴び、一人暮らしの若年層や30代・40代の主婦層に人気です。

もちろんAppleもGoogleも、携帯端末から直接ユーザーに訴求できるという点では、他社サービスと違って大きく有利であるものの、肝心のコンテンツの少なさ、そして素直に「魅力に欠ける」という声も多く、課題が残ります。Appleであれば「Apple TV」、Googleであれば「Chromecast」などを別途購入しテレビで視聴することも可能です。」

サービス 配信本数 会員数 価格(税込) 特徴・強み
Amazonビデオ 5.3万本 3億人 ・映画
レンタル:100~540円
購入:800~2500円
・テレビ
レンタル:54~432円
購入:300~648円
Amazon内で映画やテレビドラマのレンタル・購入ができる。
専用端末「Fire」「Fire HD」も発売し、Amazonビデオがより身近な存在となった。
Amazonプライムビデオ 2.7万本 非公開 年会費:3900円
月額:400円
Amazonプライム対象の映画やドラマ、アニメが見放題。
その他、Amazonで購入した商品の日時指定・お急ぎ便、クラウドサービスなどが全て無料。
料金は年会費として支払う方がお得。
iTunes Store 8.5万本 レンタル:100~500円
購入:1000~2500円
Appleによる都度購入限定の動画配信サービス。
最大6人まで家族間で共有可能。
Google Play 非公開 レンタル:100~500円
購入:750~2000円
Androidユーザー向けの動画配信サービス。洋画・邦画・テレビの3ジャンル。
最大5人まで家族間で共有可能。

動画投稿サービス

一般企業からアマチュア・素人まで投稿している動画投稿系サービスの比較・紹介です。基本的にほぼ全て無料で視聴することができます。

サービス 配信本数 会員数 価格 特徴・強み
YouTube 10億人以上 無料 Googleが運営する世界的な動画共有サービス。
2016年からライブストリーミングによる配信も開始。
Vimeo 700円~7500円 国内外の映像クリエイターが多く投稿。
YouTubeよりも高画質に配信できると定評。
ニコニコ動画 1400万本 6430万人 無料 ドワンゴが提供する動画共有サービス。
横から流れる視聴者のコメントが特徴。

ライブ配信系サービス

AbemaTVなどをはじめとする、ライブストリーミングサービス。
地上波ではできない、ネット配信だからこそできる番組や、スカパー!やCATVなどでしか観られなかった専門チャンネルをどこでも観られることが特徴的です。

サービス 配信本数 会員数 価格 特徴・強み
AbemaTV 無料
※プレミアム:960円
国内初のインターネットテレビ局。
プレミアムプランであれば見逃し番組も視聴可能。
特にバラエティの独自コンテンツの人気は若年層を対象にうなぎ上り。
DAZN 年6000試合以上 非公開 月額:1750円 2016年6月から国内に参入。
Jリーグについては10年間の放映権を獲得。
プロ野球は巨人を除く11球団主催試合を放送。
ドコモユーザーは月額980円で見放題。
dTVチャンネル 1,280円
※ドコモ利用者は780円
NTTドコモが展開する新たなライブストリーミングサービス。
CS放送・CATVの人気チャンネルをライブ配信。
2018年1月にスタート。
SHOWROOM 非公開 無料 AKB48グループや乃木坂46などのアイドルグループ、またアイドルを目指す素人の方が気軽に生配信を行うことができるサービス。
視聴者がコメントを投げかけると直接コミュニケーションを取ることができる。

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