AbemaTVの口コミ・評判～人気番組&過去の話題番組も紹介！

国内初のインターネットテレビ局「AbemaTV」に関する総まとめページです。

• AbemaTVって何？アメーバとは違うの？
• インターネットテレビ局って何？
• どうしてAbemaTVが人気なの？
• 全部無料で見ることができるの？
• AbemaTVで人気の番組は？

という疑問を持った方のために、AbemaTVの特徴や客観的なデータ、またAbemaTVのデメリットや注意点、苦手分野なども紹介します。

AbemaTVのサービス概要

参考 動画配信ビジネス調査報告書2017/インプレス総合研究所

AbemaTVの特徴

AbemaTVは2016年に始まった国内初の「インターネットテレビ局」。

制作の中心となる総合プロデューサーにはサイバーエージェントの藤田晋社長、そしてアメトーークやロンドンハーツなどテレビ朝日の看板バラエティのプロデューサー宮本博行氏が担当しています。テレビ好きとしては宮本さんの名前を知らない人はいないでしょう。

このラインナップを見ても分かる通り、AbemaTVが得意としているのは主にバラエティ。

しかも一昔前の、BPOや放送規制がかからないネットという環境をフル活用した、少しハードめのバラエティ。ですから単純に「馬鹿ヤッてんなぁ」と感じるものが多い印象です。

視聴者の層が10代・20代がコアとなっているのもそれが理由。また出演者の方たちも、テレビでは放送できないことがこのAbemaTVであればできるということで、「芸能人から好まれる媒体」として、スタートしては良い方向に向いていると言います。

これまでのAbemaTV代表作

• 亀田大毅に勝ったら1000万円（2018年1月1日放送）
  AbemaTV新春特番企画、亀田一家シリーズ第二弾。元プロボクサー亀田大毅にボクシングで勝利すれば賞金1000万円を獲得できるという内容。このお膳立てとして、亀田三兄弟のいとこ「亀田京之介」、YouTuber「ジョー・ブログ」の試合も行われた。
• 朝青龍を押し出したら1000万円（2017年12月31日放送）
  AbemaTV年末特番企画。元横綱朝青龍と相撲を行い、押し出したら賞金1000万円を獲得できるという内容。挑戦者には元大関琴光喜、アテネ五輪柔道銀メダリスト泉浩、ボブサップなどが参戦した。
• 72時間ホンネテレビ（2017年11月2～5日放送）
  元SMAPメンバーの香取慎吾、草彅剛、稲垣吾郎が72時間の生放送に挑戦した番組。SNSやYouTubeなど、ネット上のサービスを最大限に活かした様々な企画が話題を呼び、Twitterの世界トレンドで1位を記録、累計視聴者数はAbemaTV史上最多の7400万を記録した。
• 全日本パリピ飲み会選手権（2017年8月19日）
  「亀田興毅に勝ったら1000万円」で挑戦者として亀田興毅に挑んでKOされた現役ホスト「神風永遠」が主催する「女の子楽しませ対決」。全国に集うパリピ軍団が酒の席で女の子（審査員）をどれだけ楽しませることができるか競うという内容。
• 極楽とんぼ KAKERU TV 〜24時間AbemaTV生JACK〜（2017年3月4日）
  「亀田興毅に勝ったら1000万円」放送前まで視聴数No.1記録を保持していた番組。山本圭壱さんが本格的にメディア復帰を果たした最初の番組。この放送以降、「極楽とんぼ KAKERU TV」は木曜21:00～22:00の定期放送に切り替わり今なお放送中。
• 亀田興毅に勝ったら1000万円（2017年5月7日放送）
  AbemaTV1周年記念企画番組。元プロボクサー亀田興毅にボクシングで勝てば賞金1000万円を獲得できるという内容。当日の視聴数は1420万回に達し試合開始前にサーバーがダウン。ネットメディアとしての大きな課題を残したものの、皮肉にもそれが最も「AbemaTV」を世に宣伝する効果にもなった。
• プロ野球日本シリーズ第3戦（2016年10月25日）、マイナビオールスターゲーム2017（2017年7月14日,15日）
  テレビ朝日系で放送中のものとは別キャストで実況・解説。マイナビオールスタゲームでは、HR競争の時点から放送を開始するなど、ファン心理を理解した放送に賞賛が送られた。
• 将棋チャンネル：藤井聡太４段の連勝戦を放送
  世に将棋ブームを轟かせた藤井聡太四段の放送は、実は地上波でほとんど放送されていない。その放送をいち早く、かつずっと前から放送していたのがAbemaTVの将棋チャンネル。将棋の他、麻雀、プロレスなども人気。
• AbemaGOLDEN9
  毎日21時～22時のゴールデン時間帯には特に力を入れており、中堅以上の芸人を採用したバラエティ番組を放送している。民放顔負けの制作の出来に、若年層から高い支持を受けている。
  【月】おぎやはぎの「ブス」テレビ
  【火】指原莉乃&ブラマヨの恋するサイテー男総選挙
  【水】バラエティ開拓バラエティ「日村がゆく」
  【木】極楽とんぼKAKERUTV
  【金】必殺！バカリズム地獄

過去の代表作品、定期的に放送されている看板番組を見て分かる通り、AbemaTVが得意としているのはバラエティです。若年層の「テレビ離れ」が話題になっていますが、一方でAbemaTVのユーザー層は圧倒的に10～20代の若年層が占めています。

TwitterなどのSNSとの連携や、視聴画面に表示される「コメント」を活用し、ライブ配信では視聴者とコミュニケーションを積極的に図るなど、現代のニーズに非常にマッチしている印象を受けます。

2016年から始まったとは思えないほどの躍進で、将来的には従来のテレビに代わる「マスメディア」になることを目指しています。

2018年1月25日より「リアルカイジＧＰ（グランプリ）」もレギュラー化が決定し、最高賞金1億円をかけ番組内で「カイジ」をテーマにした人生逆転企画を展開するなど、地上波では絶対に放映できない、世間の話題を集める企画を繰り広げています。

生放送が中心のAbemaTVですが、過去に放送された特番などは、プレミアムプランに登録することで使うことができる「Abemaビデオ」で全て配信されています。番組によっては再放送もされていますし、一部は無料配信されているものもあります。

リンク Abemaビデオ（プレミアムプラン1ヶ月無料）

AbemaTVをテレビで見る方法

もちろんAbemaTVは、テレビでも簡単に視聴できます。私はAmazon Fire TVを利用していつもAbemaTVを視聴しています。

このように番組表なども普通のテレビと遜色ない形で見ることができ、AbemaTVを100％活用するには、ChromecastやAppleTVのようなSTB端末は必須アイテムです。

その他の特徴

• プレミアムプランで見逃しコンテンツを配信
  月額960円で見逃し配信や、有料ビデオを見ることができます。初回登録後1ヶ月無料のトライアル付き。今は有料配信はほとんどありませんが、今後はニコニコ動画のように一部都度課金など差別化がなされていくと見られます。
• テレビ朝日系コンテンツが豊富
  AbemaTVの魅力はあくまで独自コンテンツではありますが、テレビ朝日系の過去番組（ドラマ・映画・バラエティ）をランダムで放送しています。
• 横浜DeNAベイスターズ主催試合を放送
  主催試合全てには至っていませんが、SPORTSチャンネルで視聴可能です。

AbemaTVの悪い評判～デメリット・欠点のまとめ

急なアクセスに耐えきれない、サーバー容量が小さい

AbemaTVの最も多い悪い口コミが「つながらない」「見られない」というもの。

特にそれが顕になったのが、「亀田興毅に勝ったら1000万円」（2017年5月7日放送）が放送された日です。

AbemaTV史上最高の視聴回数を集めたものの、試合開始前にサーバーがダウンするという大チョンボ。その代替策として、YouTubeやTwitter、Facebookでライブ配信をするという、「大恥」をかいてしまいました。

この大規模なトラブル以降、サーバーの増設が進み、現在では「つながらない」「見られない」ということはほとんどありません。7400万人の累計視聴者数を記録した「72時間ホンネテレビ」(2017年11月放送)、元旦に放送された大型企画「亀田大毅に勝ったら1000万円」(2018年1月1日)でも、接続できないというトラブルはほとんど起こらなかったようです。AbemaTVとしても「インターネットテレビ局」を謳う以上、二度とあってはならない事態として教訓となったことでしょう。

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画質が粗い・汚い

AbemaTV開局当初はその画質の粗さに対する口コミが多く寄せられていいました。

しかし現在では、通信環境によっては地上波と同じフルHD画質で視聴することができるようになっており、大きなテレビ画面でも必要十分な画質で視聴できるようになりました。

AbemaTVを利用しない理由がない

TVerをはじめとする、ドラマやバラエティ番組の見逃し配信を無料で楽しめるサービスが始まったり、YouTubeやLINE LIVE、SHOWROOM、ニコニコ動画など、無料で動画を楽しめるサービスが若者の間で人気を集めています。

「テレビ離れ」が問題になっていますが、それは単純にテレビに「おもしろいコンテンツがない」、コンプライアンスが厳しくなりすぎて「おもしろいコンテンツが作れない」という制作側の苦労もあるようです。

それを突破する手段として、AbemaTVはメディア界における風雲児として期待されています。

「視聴者数」で言うとテレビにはまだ敵いませんが、動画サイトやVODが逆転する未来は近いと感じています。

亀田興毅1000万円チャレンジや、将棋や麻雀、プロレス等、万人受けではなく特定視聴者をターゲットにしたニッチな番組づくりをするAbemaTVは、趣味やライフスタイルが多様化した現代において、多チャンネル、多様な番組を提供するメディアが主流になっていくと確信している、唯一の先見性のあるメディアであると言えるでしょう。

しかし、2015年度決算においてはなんと200億円の大赤字だったと藤田晋社長が明らかにしています。素晴らしいコンテンツを配信しながらどのように収益化につなげていくか、今後が期待されます。

この数年間でテレビ業界に危機感とその脅威を示したのは間違いないでしょう。