動画配信サービス「auビデオパス」に関する総まとめページです。
- auビデオパスって何?
- auビデオパスと他のVODは何が違うの?
- auビデオパスはau以外のユーザーも使えるの?
- auビデオパスに登録したいけど迷っている
そうした方のために、auビデオパスの特徴や客観的なデータ、またauビデオパスのデメリットや注意点、苦手分野なども紹介します。
auビデオパスのサービス概要
auビデオパス | 詳細 |
登録URL | https://www.videopass.jp/ |
運営会社 | KDDI株式会社 |
歴史 | ・2012年5月 VOD事業開始 ・2015年8月 テレビ朝日と業務提携 ・2016年8月 ライブ映像生配信開始 |
サービス開始 | 2012年5月 |
配信本数 | 約1万本 |
カテゴリー | ・洋画 ・邦画 ・国内ドラマ ・アニメ、キッズ ・音楽、お笑い ・その他 |
会員数 | 非公開(100万人以上、2018年5月現在) |
対応デバイス | ・PC(Windows、Mac) ・スマートフォン、タブレット(iOS、Android) ・ビデオパス対応テレビ(VIERA 他) ・STB(Apple TV、Chromecast 他) ※Amazon Fire TVには非対応 |
画質 | SD/ハーフHD(720p) |
データ通信量 | 0.10~2.00GB/1時間 |
VR | 対応 |
サービス価格 | 月額定額:562円(税抜) |
トライアル | 31日間 |
マルチアカウント | - |
ダウンロード | 一部可能 |
課金手段 | ・クレジットカード ・auかんたん決済 |
サポート | 年中無休 |
参考 動画配信ビジネス調査報告書2017/インプレス総合研究所
auビデオパスの特徴
auビデオパス最大の特徴は、「au会員しか登録することができない」ことです。
auユーザー向け、auを契約している方しかauビデオパスを利用できません。
一方、同じキャリア型VODであるdTV(ドコモ)は、キャリアフリーに対応しているためどなたでも利用できます。
これは「デメリット」と表現することができますが、私を含めたauユーザーからしてみれば、ユーザーが限定されていることから通信は安定しますし、良いことずくめです。また、後ほど紹介しますが、auビデオパスは「オリジナリティ」に優れていて、個人的にはかなりおすすめしたいVODでもあります。
具体的には以下のポイントに注目。
auビデオパスはテレビ朝日系の動画が見放題
auビデオパスは2015年8月からテレビ朝日と業務提携を行い、テレビ朝日系列のコンテンツが非常に充実しています。
また放送中のドラマの見逃し配信も行っています。例えば今はTVerなど無料の配信サービスでも視聴することができますが、「画質が低い」「通信が安定しない」など、快適に動画を楽しむにはストレスが溜まります。
特にドラマでは躍進が続くテレビ朝日。高画質でテレビやパソコン、スマホでゆっくり見るにはとてもおすすめです。また意外と「見逃し配信」を行っているVODは少ないもので、国内VODを全て見渡してみても、Hulu(日本テレビ系)だけなのです(FODやテレ朝動画など直系のものは除きます)。
そしてauビデオパスは認知度がそれほど高くないVODでもあるため、他社ではあまり真似出来ない特集も行っています。
- ドラえもん過去映画一気見
- ドクターX過去4シーズン一気見
- アンパンマン過去映画一気見
- 銀魂公開記念過去動画一気見
などなど。テレビ朝日でヒットしたコンテンツが多いですが、系列をうまく活かしている印象です。
例えばドラえもんの昔の映画は、子供だけでなく私たちもたまに見たくなりますよね(笑)
「auビデオパスは配信本数が少ない」という口コミもあるようですが、私からすればその印象はまるでありません。なぜなら常に動画が入れ替わっているからです。
逆にdTVは12万本の作品を抱えていますが、全く見ない不要な動画が多すぎます。検索の邪魔ですしサイトも重い。5分弱のショートムービーやカラオケの動画もカウントしており、数字上の「配信動画数」を稼ぐために必死に見えます。
多くの方が誤解していますが、VOD選びにおいて「配信動画数」は関係ありません。
auビデオパスの1万本の動画だって、それを全部見ることは到底不可能。かつトレンドも組み合わせ刷新されているので、そこは気にしなくてもいいでしょう。この手法は、VODで最も利用率が高いAmazonプライムビデオも採用しています。Amazonプライムビデオも常に動画数が3万~4万でキープしていますが、観たいと思える作品が多く揃っている印象です。
auビデオパスはお笑いライブ動画が充実
auビデオパスではバラエティではなく「お笑いライブ」動画が豊富です。実は「お笑いライブ」が見られるVODはauビデオパス以外ありません。
それがメリット?と思う方も多いかもしれませんが、例えばお笑いの劇場は今いつでも満席が続くほどの人気です。ある意味テレビで放送されることがない、VODだからこそキツめのネタだったり、正直かなり面白いものが揃っています(たまにピー音が入るものも多いです)。
個人的にauビデオパスで最も見ているコンテンツは「お笑い」ジャンルかもしれません。
映画館の割引クーポンがもらえる
auビデオパス会員は、TOHOシネマズとユナイテッド・シネマで映画鑑賞券の割引サービスを受けることができます。
このような映画館の割引サービスを行っているVODはauビデオパスのみです。
U-NEXTも映画館と提携はしていますが、ポイントを映画鑑賞券に利用できるだけなので、映画館に行く頻度が多い方には、auビデオパスが断然オススメです。
TOHOシネマズでは「auマンデイ」を実施しており、毎月月曜日に1,100円(高校生は900円)で映画を鑑賞することができ、さらに、同伴者1名も割引を受けることができます。
ユナイテッド・シネマでは「auシネマ割」を実施しており、曜日問わず毎日1,400円(学生は1,300円)で映画を鑑賞することができ、何度でも利用可能です。こちらはクーポン1枚につき、3枚まで購入できます。
通常1,800円の映画鑑賞券をTOHOシネマズでは700円、ユナイテッド・シネマでは400円割引されるのはありがたいですね。2回観に行くだけでもauビデオパスの元を取ることができます。
もちろん、どちらの映画館も、窓口だけではなくネット購入でもクーポンを利用できます。
auビデオパスの登録可否
auビデオパスがおすすめできない方
- ドコモ・ソフトバンクユーザー
- 海外ドラマ・映画の網羅数にこだわりたい方
- コンテンツのラインナップにこだわりたい方
一番大事なことなので繰り返しますが、auビデオパスはauユーザーしか登録することができません。その理由などはこちらで解説しています。そのため、どんなに魅力的で「登録したい」と思っても、端末をauに乗り換えない限り登録できません。
またコンテンツのラインナップは1万本と、十分満足できる数ではありますが、他社と比較してしまうと少ない印象を受けます。特に海外ドラマや映画については弱さが際立ちます。そこを求める場合はHuluやNetflixの方が強いですね。
こんな方にauビデオパスがおすすめ!
- 安さ重視で国内ドラマ・映画を幅広く楽しみたい
- 動画をオフラインで楽しみたい
- テレビ朝日系のドラマ・アニメ・映画を楽しみたい
- お笑いライブを見たい
- 映画館でも最新映画を観たい
auビデオパスは携帯キャリア系VODなのでその価格の安さが魅力的です。月額562円(税抜)のVODは他社と比較してもかなり安い。また動画のダウンロードでオフライン上でも楽しめたり、業務提携しているテレビ朝日系列のコンテンツは特に充実。
また個人的におすすめなのが「お笑いライブ」の動画。数はそれほど多くありませんが、常に入れ替わっているのでよく見ています。
そして、映画館の割引サービスも、他のVODにはない素敵なサービスです。
同じ金額・タイプとしてdTVと比較されることが多いですが、実際に利用してみると私の実感では全くの別モノ。私の趣向にハマっているということもありますが、dTVよりauビデオパスを利用頻度のほうが高いですね。
またもう一つ「注意点」としては、auビデオパスは端末購入時にほとんどの方が過去に登録したことがある可能性があります。加入すれば端末代が割引になるとかで。その場合、「30日間無料トライアル」は対象外となり、登録時点からの日割りとなります。それだけは覚えておきましょう。