引用:https://tv-aichi.co.jp/kandora/daejanggum/
私はこのチャングムの誓いに出会わなかったら、今のような韓流マニアにはなっていないと思います。私のような韓流マニアは少なくないようで、他の韓流マニアの人と話をしていても「○○(ドラマ名)って面白いよね~。でもやっぱりチャングム(の誓い)が1番面白いんだよね~。」という結論に落ち着きます。
それほどに多くの韓流マニアを魅了する「チャングムの誓い」の魅力を、これからお伝えしていこうと思います。
その前に、チャングムの誓いがどのようなお話なのか簡単に紹介しましょう。
チャングムの誓いとは?
物語の舞台は、李氏朝鮮11代目中宗国王の時代。女性ながら国王の主治医を務めたチャングムという医女(女医)のお話です。韓国では『大長今(テヂャングム)』で”偉大なるチャングム”という意味のドラマタイトルで親しまれています。
ちなみにチャングムは『天命』という同じく中宗国王の時代のドラマにも登場しており、実在した人物であると言われています。
最初は宮廷女官だったチャングムが、両親の仇であるチェ一族との攻防を繰り広げながらも、偉大なる女医へと成長していく物語です。
理由①『やられてもやり返す』からスッキリ感が半端ない
ある意味では、このチェ一族との攻防こそがドラマの醍醐味。
敵対するチェ一族がことあるごとに、あの手この手でチャングムを陥れて宮廷から追い出そうと企みます。チェ一族にとってチャングムは、その数々の悪事を露呈されるおそれのある人物だからです。
チャングムはそのたびに窮地に追い込まれ、危うく立場をなくそうとします。けれどチャングムはとても賢く頭の回転が速い女性。いつもチャングムの機転によって難を脱します。それどころか反対にチェ一族を追い込むことも!
そんな「やられてハラハラ・・やり返して爽快!」が54話のあいだ常に繰り返されるんです。
いつも想像以上の方法で逆転するからこそ、「やったね!」という喜びも大きくて爽快な気分になれるんです。例えるなら、2死満塁逆転ホームランが毎回繰り返されるような感じ。
だから54話という長さでも、まったく飽きる暇はありません。52話くらいになって「お願い、まだ終わらないで!」と思わず祈っちゃったほどくらいですw
理由②チョンホ様とのラブストーリーでキュンキュン
引用:https://pc.video.dmkt-sp.jp/
チョンホ様とは、チャングムと相思相愛の役人のこと。このチョンホ様ですが、チャングムへの愛情の深さがとんでもないんです。
参考
例えば、こんなエピソードがありました。
- 感染症が流行って閉鎖されてしまった村へ、チャングムを助けに入っちゃった
- 役人職を辞め、チャングムを追って離島に行ってしまった
- 燃え盛る火の中へ入り、チャングムを助けた
普通、こんなこと出来ませんよね?
でもキュンキュンしちゃう理由はこれだけじゃありません。チョンホ様がチャングムを見るときの優しいまなざし。これがなんとも切なくてたまらないんです。
思わず、「チョンホ様~~(チャングムじゃなくて私を愛して~)♡♡♡♡」と言いたくなってしまいます。
相思相愛なんだけど、手を繋ぐでもなくお互い見つめあうに留まる。そんなピュアな関係。醜い復讐劇の合間に出てくるからこそ、2人のラブストーリーがより美しくて切ないものに思えるのかも知れません。
ちなみにチョンホ役を務めるのはチ・ジニさん。
引用:https://ent.smt.docomo.ne.jp/
大ヒットドラマ「トンイ」の粛宗国王役でも大活躍された、私の大好きな役者さんです。そして日本語版で声優を務める井上倫宏さんの低くて穏やかな声も、私の大好物であります♪
理由③ストーリー(脚本)がとんでもなく面白い
引用:https://www.tv-hokkaido.co.jp/
3番目にきちゃいましたが、チャングムの誓いの1番の魅力はやっぱりストーリーの面白さでしょう。
なんせ宮廷女官が医女になり、しまいには王様の主治医になるんですからね。波乱万丈にも程があります。こんな強引に思える設定なのに、まったく不自然さのない流れになっています。これが驚きですよね。
また1話の中でも、笑いあり、怒りあり、ラブストーリーあり、涙あり、爽快感あり、と色んな感情が込み上げてきます。少しでも見逃すと、必ず巻き戻してみてしまうんです。「1秒でも見逃すともったいない」そんな心情です。
チャングムの誓いが面白すぎて、監督を務めたイ・ビョンフン監督の作品はほぼ見ました。『ホジュン 宮廷医官への道』『商道』『薯童謡(ソドンヨ)』『イ・サン』『トンイ』『馬医』『オクニョ 運命の女』、どれもとても面白いです。ちなみに『トンイ』『馬医』『イ・サン』も2~3回ずつ見ましたw
オクニョは2016年にNHKで放映されていたので、ご覧になった方も多いかも知れませんね。
ストーリーの面白さについて語るとネタバレの恐れがあるので程々にしておきますが、チャングムの誓いには欠かせない登場人物『トックおじさん(チャングムの育ての親)』。
この人の出てくるシーンは、いつも思わずクスリと笑ってしまいます。「チャングムの誓いをこれから見よう」という方は、ぜひこのトックおじさんに注目してくださいね!
理由④宮廷料理が美味しそうで、必ず食べてみたくなる
引用:https://korean-channel.com/
10年くらいまえに、韓国の宮廷料理が日本でも注目されたことをご存知ですか?『冬のソナタ』で主演したペ・ヨンジュンさんの宮廷料理店が日本に出店したことでも話題になりましたよね。
実はこれ、チャングムの誓いの影響だったんです。
水刺間の女官時代は、ドラマの中で毎回のように美味しそ~うな料理がわんさか出てきます。しかも面白いのは、ドラマのワンシーンで片隅に料理が出るだけでなく、料理を作るシーンが早回しで例外なく出てくること。
クッキング番組とか見てると、必ずと言っていいほどその料理を食べたくなりませんか?あれと同じ感覚だと思います。
当時チャングムの誓いを見ていた人の多くは、「韓国の宮廷料理を食べてみたーい」となりました。もちろん私もその中の1人。けっきょく食べたことはありませんが、いまだに食べてみたい料理の1つです。
いつか韓国に行って、絶対に食べてやります!ふはははは。
理由⑤主役のイ・ヨンエさんが美しすぎる・・
韓流ファンって全体で見ると女性の方が多いのですが、チャングムの誓いに関しては男女比50:50ってとこ。意外と男性ファンが多いんです。そしてそんな男性ファンが必ず口にするのが「イ・ヨンエが美しい」ってことです。
女性の私だって、思わず見入ってしまうほどの美しさです。そりゃ男性ファンが黙ってるわけありませんよね。
どなたかが言ってましたが「若かりし日の吉永小百合に似てる、いやそれ以上かも知れない」と。
私は残念ながら若かりし日の吉永小百合さんは存じ上げませんが、でも今の吉永小百合さんだって十二分に美しい!
この2人の共通点は、ずばり『透明感』です!!女性の誰もが憧れるキーワードですね。そして『清純さ』。男性は誰もが清純な女性を好むと言いますよね。まさに理想の女性ともいえるのかも知れません。
イ・ヨンエさんは、最近『師任堂(サイムダン)色の日記』でも主演されていましたが、その美しさはまったく衰えていませんでした。いや、衰えるどころか、色気が増してさらにパワーアップしていたと言っても過言ではない。
私は師任堂では、どちらかというと共演のソン・スンホンさんのイケメンさに惚れ惚れとして見ておりましたが、イ・ヨンエの大ファン男性(うちの父)はイ・ヨンエさんに夢中だったようですw
まとめ:チャングムの誓いは見る価値あり?
見る価値あり、大あり!!
です。54時間なんて、チャングムの誓いの面白さから考えたら屁みたいなもんです。チャングムの誓いを見た人で「面白くない」と言った人は本当にいません。(断言)
実は私も、韓流にハマる前は見るのを躊躇した1人です。海外ドラマは好きでしたが、長すぎて途中で飽きてしまうことが多かったからです。だから、54話なんて絶対に見れるわけないって。そんな時間もったいないって思ってました。
でも、見始めてしまってからは、その時間が過ぎるのが早いこと。「まだ終わらないで」と祈ったほどですからねw
これから初めてチャングムの誓いをご覧になるという方、私は本当にうらやましいです。あの感動をこれから味わえるわけですから。きっと後悔はしないと思うので、良い時間を過ごしてくださいね。
「チャングムの誓い」キャスト
ソ・ジャングム(チャングム):イ・ヨンエ
ミン・ジョンホ(チョンホ):チ・ジニ
チェ・グミョン(クミョン):ホン・リナ
中宗(チュンジョン):イム・ホ
カン・ドック(トック):イム・ヒョンシク
カン・ドックの妻:クム・ボラ
ハン・ペギョン:ヤン・ミギョン
チェ・ソングム:キョン・ミリ
オ・ギョモ:チョ・ギョンファン
チェ・パンスル:イ・ヒド
イ・ヨンセン:パク・ウネ