人気キャストとその魅力を知って「善徳女王」を2倍楽しもう!


『善徳女王』主要キャストとその魅力を徹底解説

善徳女王の主役である「トンマン」以外のキャストに注目!動画を見る前にチェックしておけばドラマがグッとわかりやすくなりますよ〜。気になる登場人物を確認するにも便利な「キャスト図鑑」です。

登場人物たちの魅力、知れば知るほど、きっと今スグ動画を見たくなるはずです。

善徳女王のあらすじ
新羅時代。砂漠で育ったトンマンは得体の知れない刺客に襲われる。母を失ったトンマンはひとりで新羅のみやこへ向かう。そこで知った「まさか」の出生の秘密、やがてチョンミョン王女やユシンと出会い、宮廷で絶大な力を持つ先帝の愛人・ミシルと対決することになる。

天真爛漫だったトンマンが、ミシルとの対決を通じて成長し、やがて朝鮮半島初の女王になる物語が壮大なスケールで描かれています。トンマンを愛する二人の男「ユシンとピダム」、イケメン揃いの華麗な花郎たちも話題になった作品。波瀾万丈なストーリーと演技力のあるキャストにひっぱられて、全62話ながら「もう終わっちゃう!」視聴者の心をつかんだ大ヒット歴史ドラマです。

参考 今すぐ無料で動画をみる

①宿敵ミシルの魅力がハンパない!

善徳女王のミシル
引用:https://www.youtube.com/

ミシル役:コ・ヒョンジュン
善徳女王で最も存在感があるのがミシルです。数々の名シーンがありますが、なんといってもミシル役、コ・ヒョンジュンさんの演技力が圧巻です。

ミシルの十八番とも言えるのが、ふっと片側の眉だけをあげてじっと相手を見つめる姿。屈辱感から激高しグラスをたたき割りながら最初は低く、やがて声高く笑う名場面。トンマンと相対して政治論議をする時の手の仕草、口もとや目だけの力で、観る人にミシルの心の裏側までわかるような演技がスゴイですね。

ミシルという魅力的な宿敵がいたからこそ、善徳女王の物語に奥行きが出て成功したと言っても過言ではありません。

とにかくコ・ヒョンジョンの演技力には脱帽です。

そもそもコ・ヒョンジュンが善徳女王だった!?
有名な話ですが、もともとコ・ヒョンジュンは台本と共にトンマン役としてのオファーがきていたそうです。でも脚本を見たコ・ヒョンジュンは「絶対にミシルがいい」と妖艶な悪女役を望んだのだとか。

ミシルは常に冷静なのではなく、時に憤り、時に唇を噛みしめ、時に怒りを隠さない。人間味あふれる姿もあり、優しさや思いやりを感じる短い場面も印象に残ります。

コ・ヒョンジュンさんがこの役を特別に選んだことも納得の、素晴らしい演技です。

②ユシン派vsピダム派あなたはどっち?

ピダムvsユシン
引用:https://www.youtube.com/

ユシン役:オム・テウン
ピダム役:キム・ナムギル

善徳女王、トンマンを愛する男代表が、このふたり「ユシン」と「ピダム」です。まずキャストがピッタリはまっていますね。1,000回も木刀で石を叩いて割ってしまうような愚直なほど真面目で誠実なユシンを、ちょっとあか抜けない(ファンの人、ごめんなさい!)オム・テウンが演じています。

でもでも、ユシンの立場が重くなるにつれ、オム・テウンがかっこよく見えてくるのが不思議!62回最終話で、女王が崖の上にたたずんでいるシーン。女王が何度も「ユシン公」「ユシン公」と問いかける時のユシンの表情、この時に私のオム・テウン愛が一気にふくれあがりました〜。

そして、善徳女王で人気が爆発したのが、ピダム役のキム・ナムギルです。彼がドラマに初登場するシーンも個性的です。個人的には若い頃の、おちゃらけていながら時折鋭い視線を見せる、長髪をまとめただけのピダム時代が好きですね。

すこーし偉くなった時にクジャクの羽をもって出てくるんですが、あんまり似合ってないような・・・。

ピダムはやんちゃで無邪気な一面と、重く暗いよどんだ一面を持っており、このふたつに揺れ動く感情をキム・ナムギルが上手く演じていたと思います。

③萌えキュン!善徳女王F4と花郎たち

善徳女王 花郎とピジェ
引用:https://www.youtube.com/

「花より男子」は日本のリメイク版が韓国で制作され、大人気でした。イケメン男子4人を「F4」なんて呼んでいますが、善徳女王版F4も話題になりました。

「善徳女王F4」イケメン4人とは

『善徳女王版F4とは』
ユシン(オム・テウン):男としての愛を封じ、トンマンに仕え、絶対的信頼を得る
ピダム(キム・ナムギル):出生の秘密を抱える武術の達人、トンマンの直属として仕え、一途にトンマンを愛する
アルチョン(イ・スンヒョ):トンマンを最初から最後まで支える忠臣
ウォルヤ(チェ・サンウク):ユシンと同じ出身でトンマンを支え、花郎となる

花郎役のアルチョン、塩顔と役柄がピッタリでばしっとハマった感じ。ピダムもいいけど「アルチョンいいわ〜」萌えした女性が想像以上に増えて、彼の場面、どんどん増えていきますよ。

ウォルヤ役は、セカンドポジションですが、イケメンぶりは目立ってます。ウォルヤ役のチェ・サンウクは、マイプリンセス、グッドドクターや美女の誕生と、ここ数年かなり活躍しています。正当派美男子って感じですね。

美男子揃いの花郎に萌え〜!

花郎たち
引用:https://www.youtube.com/

ポジョン役:ペク・トビン
ミシルとソルォンの息子。父を敬い、武術の鍛錬を怠らない。花郎のリーダーと期待される人物。
ホジェ役:コ・ユヌ
引退間際の風月主(花郎全体のリーダー)
パグィ役:チャン・ヒウン
10花郎のひとつのリーダー、大きな刀を振り回す
イムジョン役:カン・ジフ
10花郎のひとつのリーダー、王と国に忠誠を尽くし、ミシル側とも距離を置いた存在
ピルタン役:イ・サンヒョン
10花郎のひとつのリーダー、上流貴族の子息

まだまだいるんですけども!

史実上でも花郎の存在は知られていますが、ドラマですから、かなり脚色はされています。善徳女王では、10の花郎グループがあり、それぞれのリーダーと従う朗徒(ナンド)がいます。そもそも良家の文武両道の美男子が選ばれたということもあり、ドラマ上でも花郎が華やかですね〜。

花郎という存在の魅力から、その後もパク・ソジュン主演の「花郎」が人気を博しました。イケメンがいっぱい出てくるって、女子的にはそれだけで萌えキュンですから!

ソルォン役:チョン・ノミン

F4「ミドルエイジ枠」に入れたいと勝手に思った私です(^^;)

ソルォンはミシルの情夫で武術・戦略の達人。ミシル側の人間なんですが、ミシルを神のようにあがめ、独り占めすることを願わず、ただひたすらミシルに仕えることを自分の幸せとしています。彼の聡明さと冷静さ、「2番手でいい」と諦観した姿勢が、大人の魅力〜!

キャスティングされたチョン・ノミンはもはや現代・歴史モノ問わず、重要なポイントとなる役に必要とされているベテラン俳優さんです。スーツ、六龍が飛ぶ、イニョプの道、チョンダムドンアリス、人気ドラマのどこかしらに出てきて「あああ、いた〜」と思う俳優さんのひとりです。

キム・チュンチュ役:ユ・スンホ

チョンミョン王女の息子のチュンチュを子役時代から活躍しているユ・スンホが演じています。天真爛漫な王子を演じながら胸に秘める野望があるが、叔母であるトンマンの導きによってやがて王室を担う一員として成長していくサイドストーリーもなかなか興味深い展開です。

ユ・スンホは、わたしは子役の頃のほうがかわいくて良かったなぁなんて思っちゃうんですけど。しかし演技力は評価されていますし、ペク・ドンスの「ヨ・ウン役」なんてピッタリだったと思います。リメンバー〜記憶の彼方〜では、もうホント、立派な俳優さんで主役を堂々と演じています。

善徳女王では、彼が成長する前の段階、ひょうひょうとした王子時代が印象的ですよ〜。チュンチュの存在そのものがドラマ上でも重要な鍵を握っていますから要注目!です。

④脇役キャストのおかげで思わずほっこり

善徳女王は陰謀渦巻く駆け引きの連続で重厚感ある歴史ドラマです。それだけなら、途中で息切れしそうな全62話ですが、緊迫した場面が続くところで、いい感じで入ってくるのが、おちゃらけ脇役キャラです!

しかも、このキャラクターたち、普段めちゃくちゃ「適当」なのに、これまた良い場面でとても良い言葉を口にして思わずグッときたり、優しさや友情にうるっとくる場面もあるので、脇役だからって侮れません!

おちゃらけ朗徒3人組!

朗徒になったチュクパンやコドー
引用:http://www.bsfuji.tv/

チュクパン役:イ・ムンシク
コドー役:リュ・ダム
サンタク役:カン・ソンピル
チュクパンとコドーの二人組は最高ですね!物語序盤からストーリーを引っ張るところがあって、狂言回し的な役割もしています。詐欺師のチュクパンと子分のコドー、このふたりの掛け合い漫才、最高です!

そしてサンタク。お顔もひょうきんで、これいといって特技もない、困ったちゃん。だけどサンタクの純朴な気持ち、特に朗徒(ナンド)として仕えた花郎ソップムを思う気持ち、ピダムへの忠誠心に、困ったちゃんが一気に「すごく、いいヤツなんだよな〜」って思えてきます。

ミシル側でいい味だしてるキャラふたり

ミセン役:チョン・ウンイン
セジョン役:キム・ジョンヒョン
ミセンはミシルの弟ですが「カカカカカ」「ひゃひゃひゃ」っていう笑い声が特徴的!まったく運動音痴ながら、語学堪能でどうやら知識も豊富。ついでに「オレ様には100人も子どもがいて、どれがどれだかわからんな〜」なんていう女好き。

セジョンはもっと小粒(笑)ミシルの息子ですが、頭の悪いお調子者さんです。全編通じて「どーしよーもない」不肖の息子ですが、セジョン出てくると、つい笑っちゃう。案外、貴重な存在です。

⑤悪役だけどグッと胸にせまる存在感

善徳女王チルスク
引用:https://www.youtube.com/

チルスク役:アン・ギルガン
これほど執念深い悪役、めったにいません。どこまでも諦めずに獲物を追い、卓越した武術シーンもみどころです。主人であるミシルを実は誰よりもわかっている人物とも言えるかもしれません。

ドラマの最初からトンマンの敵役であり、終始、トンマンを狙う役ですが、このチルスクがトンマンの育ての母である侍女とからむシーンは、なんとも言えず切ないのです。

花郎ソップム役:ホン・ギョンイン
身分の低い下級貴族だった彼を取り立ててくれたミシルとソルォンを尊敬し、ミシルの息子であるポジョンの親友でもあるソップム。ユシンやアルチョンに対抗しながら、トンマンを追い詰めるために働きます。

彼の最期は、チルスクと共に涙なくしては見られません。ソップムも悪役なんですが、彼が選ぶ道にはひとつ筋が通っているので「悪い奴」というより、正義が違う方向に行ってしまった結果がむなしく、悲しい・・・。

善徳女王は、いわゆる「悪い側」にいる人たちの描写がとても上手です。決して「ただ嫌なヤツ、憎たらしいヤツ」ではないんです。ひとつの小さな選択肢の違いだけで、やがて正義とは反対の側に行かざるを得なかったことに、視聴者はある種の共感も覚える。だから見終わっても爽やかな感動を得られるのだと思いました。

登場人物すべてに物語があるから面白い!

砂漠でのトンマン
引用:http://www.bsfuji.tv/

善徳女王の主役は、砂漠で育ったトンマンであり、彼女の波瀾万丈な人生と成長が大きな感動を呼ぶドラマです。

でも、善徳女王の魅力はそこだけではありません。全62話という長い歴史ドラマで多数の登場人物がいます。

彼らにも、ひとりひとりの人生があること。それらが複雑に絡み合い、ねじりあい、運命に翻弄されながら必死に生きる姿こそ、善徳女王の作者が描きたかった「人生」なのではないか。歴史ドラマだけど、これは壮大なヒューマンストーリーであり、「ひとりひとりのロマン」を描いている作品だと思います。

参考 今すぐ無料で動画をみる

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