Huluを4年間使い続けて分かった口コミ・評判

Hulu(フールー)は日本テレビ系の海外発定額制VODサービスです。したがってその強みは、

  • 日本テレビ系番組が豊富であること
  • 海外ドラマが豊富であること

が挙げられます。かつ、2018年からは「日本テレビ」という垣根も超え、テレビ朝日、フジテレビ、テレビ東京系のドラマ・バラエティの見逃し配信も少しづつ配信を行うようになり、国内コンテンツについてはHuluが頭一つ抜けた印象です。

私はHuluが日本テレビ傘下になる前から利用しており、当時は「海外ドラマ」という印象が強かったのですが、今や邦画・国内ドラマ・バラエティなど幅広いジャンルを網羅。ファミリーで楽しむことも可能なVODです。

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Huluのサービス概要

Hulu 詳細
登録URL https://www.happyon.jp/
運営会社 HJホールディングス株式会社
歴史 2007年3月 米国でサービス開始(hulu.com)
2011年9月 日本でサービス開始(hulu.jp)
2013年2月 日本版が日本テレビ傘下となる
サービス開始 2011年9月
配信本数 41,521本(2017年4月時点)
カテゴリー ・海外TV
・国内TV(日本テレビ系)
・海外映画
・国内映画(日本テレビ系)
・アニメ
・FOXチャンネル
・リアルタイム(読売ジャイアンツ主催試合)
会員数 約164万人(2017年3月末時点)
対応デバイス ・PC(Windows、Mac)
・スマートフォン、タブレット(iOS、Android)
・テレビ
・STB(Apple TV、Chromecast、Amazon Fire TV 他)
・ゲーム機(PlayStation3・4、Wii U)
画質 SD/HD/フルHD
4K非対応
データ通信量 0.21~1.80GB/1時間
VR 非対応
サービス価格 月額933円(税抜)
※他のサービスプランはなし。全会員月額定額。
トライアル 2週間の無料トライアルサービス
マルチアカウント 対応:オーナーを含め6個まで作成可能
ダウンロード 不可
課金手段 ・クレジットカード
・キャリア端末決済
・PayPal
・iTunes(Apple TV利用者)
Huluチケット
サポート 年中無休(1月1日を除く)

参考 動画配信ビジネス調査報告書2017/インプレス総合研究所

Huluの特徴・強み

Huluはアメリカで始まったVODサービス。かつては広告付きの無料配信によって、広告収入を売上の主軸としていましたが、日本に参入後、日本テレビホールディングスの傘下となってからは、月額定額サービスへ切り替わりました。

主に、日本テレビ系・テレビ朝日系の見逃し配信(ドラマ・バラエティ)、海外ドラマ・海外映画を得意としています。

また一部、テレビ東京、フジテレビともコンテンツパートナー契約を行っているため国内の民放主要番組はほとんどHuluで網羅できると考えてよいでしょう。

かつ日本最速で海外ドラマを独占配信するHuluプレミア、Huluが独自で制作したHuluオリジナル日テレ系列の地方局番組の配信がHulu独占の特典となっています。

Huluはもともと海外の映画制作会社が設立した背景があるため、特に海外ドラマ・海外映画は昔から得意としています。それに加えて国内バラエティ・ドラマの見逃し配信も行っているため家族で楽しめるVODサービスといえるでしょう。

もちろんHuluはテレビによる視聴も可能です。私はAmazon Fire TVを利用して視聴していますが、Huluを100%活用するには必須のアイテムです。

Huluのその他の特徴

  • 日テレ・テレ朝コンテンツが見放題
    Huluは日本テレビ系・テレビ朝日を中心に、フジテレビ・テレビ東京系のドラマ・バラエティの見逃し配信を行っています。
  • ジャイアンツ主催試合を全試合放送
    読売ジャイアンツは日テレ系列の放送網を抱えているためHuluでもライブ配信されます。日テレG+やジャイアンツLIVEストリームを契約している方はこちらの方が割安。
  • Disney BOX
    ディズニーコンテンツが充実。
  • Huluだけの音楽番組「TOKYO BEAT FLICK」
    2016年にはDragon Ashが独占ライブを配信。Hulu独占。
  • ティップネスチャンネル
    自宅でトレーニングやヨガができる。Hulu独占。
  • BBCワールドニュース
    リアルタイムでBBCワールドニュースを視聴できる。英語の学習にも利用できると意外に人気が高い。Hulu独占。
  • MTV MIX
    国内外の優れた音楽、ドラマ、映画コンテンツをリアルタイム配信するアメリカMTVの新チャンネル。Hulu独占。

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Huluの悪い評判~デメリット・欠点のまとめ

重い・遅い・全くつながらないブラウザがある

Huluの最も多い悪い口コミが「つながらない」「見られない」というもの。

システム上の都合か、その原因は定かではありませんが、Chrome・Firefoxのブラウザを利用してHuluを見ようとすると、リアルタイムのLIVE配信以外は全くと言っていいほど映りません。

これはChrome、Firefoxがいわゆる「スクショ」「キャプチャ」の撮影が可能であるためと言われています(著作権保護の観点)。従って、MicrosoftEdgeなどの他ブラウザ、Huluアプリの利用、ChromecastやAmazon Fire TVを使った視聴であれば問題ありません。

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Huluの動画が選びにくい

例えばこれは記事執筆時点(2017年8月7日)におけるHuluの「新着映画」というカテゴリーです。

「新着」なので「新作」ではありません。しかしこの中には当然「新作」も含まれていますし、逆に「新作映画」というカテゴリーは存在しません。

つまり、端的に言えば分かりにくい。「どれが」というより目的なく「新しい映画を見たい」というユーザーは非常に多いと思います。「Huluに新しく入った古い作品」というのはHulu側の都合であって、正直興味がありません。

この他にカテゴリー設定・ジャンル分けが曖昧・大雑把、検索画面が使いにくい、動画を選びにくいという口コミも多く寄せられています。トップメニューも、番組が雑多に並んでいるだけでビジュアル要素のみ、ユーザー目線の作りとはなっていません。

Huluの登録可否

Huluがおすすめできない方

  • 海外ドラマに興味が無い方
  • 日本テレビアレルギーの方

Huluの強みは「海外ドラマ」です。そこを目的としていない場合、割高と感じてしまうでしょう。また特に「最新の海外ドラマ」を得意としているため、昔の海外ドラマを見たい場合はあまりおすすめしません。

こんな方にHuluがおすすめ!

  • 最新の海外ドラマをどこよりも早く見たい方
  • 日本テレビ系列・テレビ朝日系列の番組をよく見る方
  • Hulu独占の見たい番組がある

海外ドラマを日本最速で見ることができる「Huluプレミア」は、Hulu最大のメリットと言えるでしょう。話題のウォーキング・デッドもシーズン1から最新のシーズン8、スピンオフドラマ「フィアー・ザ・ウォーキング・デッド」も配信しています。

ほとんど全てのVODでウォーキング・デッドは配信していますが、最新話まで最速配信しているのはHuluのみです。正直ウォーキング・デッドのためだけにHuluに登録される方も非常に多いです。

またHuluオリジナル、Hulu独占配信でお目当ての番組がある方にもおすすめです。国内バラエティですと、「笑ってはいけない」シリーズなど超人気特番を始め、日本テレビ系・テレビ朝日系の国内ドラマ・バラエティを中心に配信も行っています。

昔は「Hulu=海外ドラマ」という印象が強かったのですが、今では民放各局とコンテンツパートナー契約を行っており、「Hulu=国内ドラマ・バラエティ」という印象の方が私の中では強いです。もちろん海外ドラマとしての色も全く衰えていません。

Huluは2週間無料のトライアルも用意されており、例えば1作品だけどうしても見たい番組がある場合など、その間に退会処理すれば実質無料で楽しむことができます。

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