Amazonプライム会員は家族2人まで特典を共有することができます。
しかし共有できる特典は一部に限られており、「プライムビデオ」については対象となっていないのです。
家族会員が利用できるAmazonプライム特典
- お急ぎ便が無料
- お届け日時指定便が無料
- 特別取扱商品の取扱手数料が無料
- プライム会員限定先行タイムセール
- Amazonパントリー
- Amazonフレッシュ
実際は家族それぞれがAmazonプライムビデオを視聴することができます。もちろんここで紹介する内容は利用規約に則った方法ですから、アカウントが停止になることはありませんのでご安心下さい。
Amazonプライムビデオは同時視聴が可能なVODサービス
Amazonプライムビデオは、VODサービスの中でも数少ない「同時視聴」が許されています。例えばHuluやU-NEXTなど国内VODサービスは、同一アカウントで別端末を用いて同時視聴することはできません。
その代わり、Huluであれば6つまで、U-NEXTであれば4つまでアカウントを1契約につき作成可能で、プライバシーを守りながら視聴できます。
Amazonプライム会員の場合、もともと「Amazon」という通販事業を軸としたプラットフォーム型のVODなので、1契約1アカウントが原則です。同様にGoogle PlayやApple Storeで購入したビデオも、「アカウントを増やす・分ける」という考えでは視聴しませんよね。
そうした理由で例え家族であってもアカウント共有ができないのです。
しかし、1アカウントを利用して「同時視聴」することは可能となっています。ただ無制限に同時視聴できるわけではなく、いくつか条件があります。
同じ Amazonアカウントを使用して一度に3本までのビデオを同時にストリーミング再生することができます。お客様は、同じビデオを一度に複数の端末でストリーミング再生することはできません。
まとめると、
- 同時視聴は3端末まで
- 同じビデオを同時視聴することはできない
- ストリーミング再生が前提なので、購入したAmazonビデオについては「1」も「2」も問わない
- 登録端末数に制限は無し
以上のようになります。
例えば、お母さんはリビングでAmazon Fire TVを使って大画面、仕事帰り中のお父さんは移動中のスマホで、自分の部屋ではPC上で、という使い方ができるのです。
同時視聴の注意点
同時視聴は確かに魅力的ですが、やはりHuluやU-NEXTのようにアカウントを分けて使用することができれば最良です。
というのも、結局はアカウントを家族であっても共有することになるため、視聴履歴などが丸裸になります。Amazonの購入履歴や、商品の閲覧履歴(買ってはいない、ただ見ただけの商品)なども場合によっては家族に見られてしまいます。
そう考えると、Amazonの個人情報はかなりプライバシーで溢れていると言えます。
また番組がかぶってしまうと同時には見られませんし、「続きから見る」機能も家族と共有することになるため、特にAmazonプライム限定番組などかぶる可能性が高い番組は、大きくストレスになります。
Amazonプライム会員の価格がそもそも月額500円(年会費は4,900円)というのが他のVODと比較して考えられないくらい安いので、あれもこれもと高望みはできませんが、家族であってもアカウントの共有には注意すべきでしょう。
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