Amazonプライムビデオのストリーミング再生時における画質と通信量についてまとめました。
Amazonプライムビデオの場合は「最高画質」でも、それほどデータ量が大きくないようです。一般的なVODでは「最高画質=UHD,フルHD」を意味していますが、プライムビデオにおいては、解像度ではなくAmazon基準の目安のようです。
Amazonプライムビデオのストリーミングのデータ通信量の目安
画質 | 通信量 |
最高画質 | 0.46GB/1時間 |
高画質 | 0.33GB/1時間 |
標準画質 | 0.27GB/1GB |
データセーバー | 0.14GB/1時間 |
Amazonプライムビデオ内で使用されている言葉でまとめています。ちなみに初期設定は「標準画質」になっており、Wi-Fi接続時は自動で「最高画質」に切り替わります。
Amazon Fire TVを使用してテレビで視聴しているときは、そのテレビと接続環境に合った適切な画質で映し出されます。
数値だけを見てもピンと来ませんが、例えばHuluやU-NEXTと比較するとその差がよく分かります。
画質 | Amazon | Hulu | U-NEXT |
最高画質 | 0.46GB/1時間 | 1.80GB/1時間 | 2.00GB/1時間 |
高画質 | 0.33GB/1時間 | 1.08GB/1時間 | - |
標準画質 | 0.27GB/1GB | 0.63GB/1時間 | 0.5~1GB/1時間 |
データセーバー | 0.14GB/1時間 | 0.21GB/1時間 | 0.12GB/1時間 |
これは決して、「Amazonで見れば高画質かつ通信量が抑えられる」ということではありません。
Amazonプライムビデオの場合は、他のVODと比較して「画質」に対する認識が異なるのかもしれません。ストリーミングにおける「最高画質」と言っても、かなり圧縮されている可能性があります。
しかし、スマホの小さい画面で鑑賞しても、見た目ではほとんど差がありません。個人的な感覚では、Amazonプライムビデオの最高画質、Huluの標準画質、U-NEXTの標準画質を見比べても、その差がわかりませんでした。
データセーバー、低画質を選択すれば、3社揃って画質が粗くなりますが、標準以上ではほとんど変わらないように見えます。
実際にスマホで鑑賞してみましたが、HuluとU-NEXTの「高画質」は、標準画質とほとんど変わらず見えます。