DAZNとスカパー!を比較~プロ野球を見るならどっちがお得?

「プロ野球を全試合見たい!できれば安く!」

プロ野球ファンなら誰しもが思うことです。そしてその方法は、スカパー!やJ:COMなど、衛生放送・ケーブルテレビを使ったやり方しかありませんでした。

しかし、今はライブ配信型VODが脚光を浴び、様々な手段で、しかも格安にプロ野球を楽しむことができます。

DAZNやパ・リーグTVといった総合スポーツVOD、虎テレ、GIANTS LIVEストリームといった個々の球団専用VODもあります。しかし、これまでその代表的なサービスであったスポナビライブが終了、DAZNにコンテンツが完全移管されました。

結論となりますが、「ネットで野球を見たい!」という場合、DAZNが最もコストパフォーマンスに優れ、それを選ばない理由がありません。

従ってここでは、黒船DAZNと、旧来の常識であったスカパー!を比較し、どちらがお得に野球中継を楽しむことができるか検証していこうと思います。

DAZNとスカパー!のサービス比較

DAZN スカパー!
登録 https://www.dazn.com/ https://www.skyperfectv.co.jp/
月額料金 DAZN for docomo:980円
通常会員:1,750円
3,980円
※プロ野球セット
環境 インターネット環境 ・110度CS対応テレビ・レコーダー
・対応アンテナ
※110度CS対応BSアンテナ
※BS対応スカパー!アンテナ
対象試合 巨人を除く11球団の主催試合 12球団全143試合
MLB あり
※日本人所属チーム中心
なし
見逃し配信 あり なし
対応デバイス ・テレビ(Amazon Fire TV)
・パソコン
・スマートフォン
・タブレット
テレビ
画質 HD/フルHD HD/フルHD/4K/8K
※4K/8Kの映像配信自体は未定
視聴までの日数 即時 30分~数週間

誰の目から見ても明らかですが、スペック上の比較ではDAZNが圧倒的に優位です。しかし、DAZNはこれから挙げるデメリットを伴います。

逆にスカパー!視聴の場合、料金が高額になるものの、一度環境を整えてしまえば全試合視聴可能で、接続はすこぶる安定。また「スカパー!オンデマンド」という新しいサービスも開始されたため、スカパー!加入者はネット環境においても野球中継を見ることができます。

こうした面も含めて比較していきます。

DAZNでは巨人戦が視聴できない

Gだけ無し…

スポナビライブで視聴できる試合は、巨人を除く11球団の主催ゲームです。従って、ジャイアンツファンの方はDAZNに登録した場合、約半分の試合が見られないことになります。

巨人戦は比較的地上波での放送が多く、関東住まいであればあまり問題とは感じないかもしれませんが、セ・リーグ贔屓の方からするとジャイアンツファンでなくても見られる日・見られない日があるということになります。これはなんともモヤモヤするものです。

巨人を除く11球団が対象なら、パ・リーグのゲームであればすべて視聴できるものと勘違いされますが、「交流戦」を考えた場合は制限を伴います。

パ・リーグの場合はおおよそ130試合程度、セ・リーグの場合は120試合ほどの配信となることが分かります。

Huluを組み合わせれば巨人戦も視聴可能

読売ジャイアンツは日本テレビ系との関係性が強いため、日本テレビ系のVOD「Hulu」に登録し網羅することも可能です。

Hulu(月額933円)とDAZN(月額1,750円)の2つに登録すると、全143試合をインターネット上で見られることになります。

この2つに登録しても月額2,683円なので、スカパー!より安く楽しめます。またHuluはドラマや映画も楽しめるので、総合的なコストパフォーマンスも高まります。

広島東洋カープ主催試合はDAZNとJ SPORTS 1のみ対応

広島東洋カープという球団は少し特殊で、旧来市営球団だったこともありますが、簡単にいえば「貧乏」だったので、資本力を持った放送局に依存しています。

例えば阪神タイガースなどは、そうした資本力を持つ放送局に依存せずとも、人気とお金があるので独立した組織となっています。具体的に言うと、「Tigers-ai」という映像配信元が媒体にこだわらず様々なところで放送しています。

これが広島東洋カープの場合は、広島の地方局と「DAZN」「J SPORTS 1」のみ。つまり、広島以外に住まわれている方にとってみれば、DAZNとJ SPORTS 1が独占的に放送権を持っている状態です。

スカパー!で野球を見るにも、「プロ野球セット」に申し込めな何も問題ありませんが、セレクト5などを利用して野球を見ようとするとJ SPORTS 1が非対応なので制限を伴います。スカパー!視聴には必ず「J SPORTS 1」へのチャンネル登録が必要になるのです。

DAZNについては2016年6月から国内に参入したかなり新しいサービスであり、それ以前についてはJ SPORTS 1の完全独占でした。

また「J SPORTS 1」を広島の放送圏外からスカパー!を通じて登録しようとする場合、個別料金で2,469円(月額)もかかります。ここに他の試合も網羅するように、チャンネルを組み合わせると、膨大な月額料金となってしまいます。

ですから、広島に住んでいない広島ファンの方は、スカパー!などのケーブルテレビに登録し、個別申込みではなく「プロ野球セット」で申し込まないと損をしてしまいます。

こうした理由からも、DAZNの月額1,750円はかなりお得な設定と言えるでしょう。

今すぐ!即日視聴したい場合はDAZN

DAZNはインターネット環境さえ整っていれば、登録後すぐに視聴することができます。極端なことを言えば、試合開始1分前に登録してもOK。

しかしスカパー!などの衛星放送の場合そうはいきません。「最速で30分」と公式では言われていますが、環境が整っていなければ不可能です。

アンテナ工事が自分でできない場合は、その依頼を工事業者に発注する必要がありますし、順番待ちになるため場合によっては数週間かかることもあります。

環境が万全に整っていても、自宅のB-CASカードとスカパー!の電波を受信するための「受信待期」という操作が必要となり、それがうまくいけば「最短30分」です。通信環境によっては半日近くかかることもありますし、こうした操作に不慣れな方は中々うまくいかないことも多いのが衛星放送の手続きです。

そしてDAZNは1ヶ月の無料トライアルも付帯し、その期間内であれば料金はかかりません。スカパー!も2週間の無料トライアルはありますが、継続することが前提なので、無料期間中の退会はできないことが条件となっています。

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MLB中継も見たいならDAZN

DAZNではMLB中継の試合も配信しています。この点においてもスカパー!を大きく上回るメリットと言えそうです。

しかし中継内容には規則性がなく、実況の9割は英語(現地)です。ただ配信はできるだけ日本人選手が所属しているチームが厳選されています。物理的に全メジャー30球団の配信をするということは難しいようです。

なお2018年度は下記球団の配信が多くなると予想します。

チーム リーグ 地区 日本人選手
ニューヨーク・ヤンキース 田中将大
ロサンゼルス・エンゼルス 西 大谷翔平
シアトル・マリナーズ 西 イチロー
岩隈久志(マイナー)
マイアミ・マーリンズ 田沢純一
シカゴ・カブス ダルビッシュ有
ロサンゼルス・ドジャース 西 前田健太
サンディエゴ・パドレス 西 牧田和久
アリゾナ・ダイヤモンドバックス 西 平野佳寿
中後悠平(マイナー)

まず間違いなく増えるのは大谷翔平が移籍したエンゼルス戦の配信でしょう。

パドレス、ダイヤモンドバックスの配信も牧田、平野の登板試合に限定でしょうが増えるはずです。大谷が投手・打者、両方でもし出場するとなればほぼ毎日配信されるでしょう。

2017年はダルビッシュと前田健太が在籍したドジャース戦において、ダルビッシュと前田が先発する試合はほぼ100%放送され、登板しない試合も配信されていました。

日本語解説については1日1本だけが原則で2試合以上が日本語解説されることは私が見ている限りありませんでした。大体日本人選手がいるチームで解説をしている印象です。

安定して視聴したいならスカパー!

個人的な意見としては「野球を見たい」というニーズを叶える上でDAZNが間違いなくおすすめなのですが、視聴が安定しないというイライラが多少募ります。

ネットTV特有のデメリットなのですが、DAZNはどうしてもインターネットの接続状況に依存してしまいます。

スカパー!の場合はネット環境とは異なるものですから、途中で止まる・カクカクするということはまずありません。しかしDAZNであれば起こります。特に、いわゆる高層マンションで視聴を考えている場合、ネット環境はすこぶる悪く、土日や平日夜は視聴が安定しません。

実は私も高層マンション(20階)でDAZNを視聴しているのですが、そのストレスを感じることは頻繁にあります。マンション共有の回線ではなく個別で引いた回線を利用することもできますが、戸建てのように電柱から直接引っ張ってくることはできません。そのため、共有のものより気持ち速くなる程度。

「全く見られない」ということはありませんが、通常のインターネット利用よりも通信量が多く動画の動きが繊細な「野球」ですから、特にその粗が目立って見えてしまうかもしれません。

DAZNとスカパー!の比較まとめ

  • 価格重視・安さで選ぶならDAZN
  • 143試合すべて確実に視聴したいならスカパー!
  • 「今すぐ」視聴したいならDAZN
  • 巨人主催試合はDAZNで視聴できない
  • 巨人ファンはスカパー!又はHulu+DAZNのダブルで登録
  • パ・リーグファンは間違いなくDAZNがおすすめ

余談ですが、横浜DeNAベイスターズの主催ゲームは、AbemaTVやSHOWROOMなど無料ライブ配信VODで放送されています。もし、DeNAファンで「全試合」にこだわりがなければ、こうした無料VOD・ネットテレビも活用してみると良いでしょう。

リンク DAZNへの登録(1ヶ月間無料)

リンク スカパー!への登録(2週間無料)

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