Netflixの画質・解像度はブラウザによって異なる

Netflixはベーシック・スタンダード・プレミアムとプランによって画質が変化します。しかし、仮に「プレミアム」を選択してPCで4K視聴を楽しもうとしても、お使いのブラウザがChromeFirefoxの場合、せっかくの4K対応プランなのにわざわざ画質を落として見ていることになります。

Netflixのヘルプセンターによると、WindowsやmacOSで使用しているブラウザによって視聴できる解像度が異なると記載されています。

ここでまとめる内容は、現状HD以上の動画を提供しているVODに該当する話ではなく、あくまでNetflixにおける技術的な内容です。

Netflixのブラウザと解像度の関係

ブラウザ 解像度
Google Chrome 最大720p(HD)
Safari (macOS) 最大1080p(フルHD)
Internet Explorer 最大1080p(フルHD)
Microsoft Edge (Windows 10) 最大4k(UHD)
Mozilla Firefox 最大720p(HD)
Opera 最大720p(HD)
Windows8アプリ 最大1080p(フルHD)
Windows10アプリ 最大4K(UHD)

参考 Netflixヘルプセンター

例えばWindowsとMacを併用している人で、会社の休み時間はWindowsのChromeで、家に帰ったらMacのSafariで、などという使い方をしている人もおられると思います。

そこで「なんとなく画質が違うような…」「Chromeの調子が悪いなぁ」と気付かれた方はとても鋭い。実はNetflixでフルHD以上に対応しているブラウザは限られているのです。

パソコンでNetflixの4K動画を見る場合は、NetflixのWindows 10アプリ、もしくはMicrosoft Edgeのブラウザが必要になるのです。
macOSやWindows 8.1以下には対応していません。また、HDCP 2.2という著作権保護に対応したディスプレイ、Intelの第7世代以降のCoreプロセッサ、最新のWindows更新が必要になります。

FirefoxやChromeは4K動画のサポートしていますが、Netflixではなんらかの理由で制限されています。今後対応するかもしれませんが、現時点ではそのようなアナウンスはされていません。

Netflixの4K対応プラン「プレミアム」をずっと利用していた方は、Microsoft Edgeなどの対応環境を整えるか、プランの変更を行うべきでしょう。

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