VODに登録して何を観たいか考えるとき、「国内ドラマを見たい!」と思う方は特に多いと思います。VODに登録する方の年齢層を調査しても、女性、主婦層に多い傾向があり、家事などが一段落した午後3時頃や就寝前などに利用される方が多いようです。
国内ドラマにフォーカスしてVODを選ぶ際「放送局との関係性」を特に頭に入れて比較してみると、取りこぼしなくドラマを見ることができます。
国内ドラマの配信に力を入れているVOD
まずこれが最初に解説した「VODと放送局の関係性」をまとめた表です。
VOD | 傘下局・提携局 |
NHKオンデマンド | NHK |
日テレオンデマンド | 日本テレビ |
TBSオンデマンド | TBS |
FOD | フジテレビ |
テレ朝動画 | テレビ朝日 |
テレビ東京オンデマンド | テレビ東京 |
Hulu | 日本テレビ |
dTV | TBS |
auビデオパス | テレビ朝日 |
Netflix | フジテレビ |
NHKオンデマンド、日テレオンデマンド、TBSオンデマンド、FOD、テレ朝動画、テレビ東京オンデマンドについては、放送局が直で運営しているサービスなので、その放送局のコンテンツしかありません。
対して、Hulu、dTV、auビデオパス、Netflixについては各放送局の息がかかっているものの、ある程度独自性と自由度が加味され、その他の放送局のコンテンツも取り揃えています。しかし、関係性の強い放送局のコンテンツは多く揃えられてるはずです。
ただ、私も含めてそうですが「TBSのドラマが見たい!」「フジテレビのドラマが見たい!」というより、「◯◯というドラマが見たい!」「面白いドラマをたくさん見たい!」など考えますし、「放送局やVODの関係性なんて知らんがな!」という方のほうが多いかと思います。
ドラマを見たいからといって、放送局ごとのVOD(NHKオンデマンド、日テレオンデマンドなど)に登録するのではなく、Hulu、dTV、auビデオパス、Netflixなど、多少その息がかかったVODに登録した方が、お得度は高いです。
そしてTVerなど無料ドラマ配信ポータルサービスをうまく併用し、その取りこぼしをカバーするのがポイントです。
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結局、国内ドラマを見るのにおすすめのVODはどれ?
Hulu、dTV、auビデオパス、Netflix、正直のところどれでもOKです。というのも、どこのVODも同じようなラインナップを揃えていることが多く、各放送局のコンテンツが配信されているので、どれを選んでもだいたいのドラマは押さえることができます。
しかし、「見逃し配信」に限っては、日本テレビ傘下のHuluが特に力を入れています。最新の日本テレビ系のドラマの見逃し配信をTVerの低画質ではなく、Huluの高画質で見たいという場合は、Huluがおすすめです。
また、ゆくゆくは国内ドラマだけでなく、洋画、海外ドラマ、アニメなど、幅広いコンテンツを楽しみたくなるはずなので、その他の特徴も押さえておくべきでしょう。具体的には以下のようなおすすめポイントがあります。
VOD | 月額料金 | その他の特徴 |
Hulu | 933円 | 国内最速で海外ドラマをお届けする |
dTV | 500円 | 低価格な上に動画のダウンロードができる |
auビデオパス | 562円 | 新作レンタル作品が毎月1本無料 |
Netflix | 950円 | オリジナルコンテンツが充実 |
単純な月額料金の比較も大切ですが、「動画を楽しむ」ことを第一に考えないとVODに登録する意義はなくなります。その点、この4社においては独自サービス・独自コンテンツ、そして各社関係性が強い放送局のスピンオフドラマ・映画などの独占配信なども行っています。
こうしたその他のポイントで比較をしていくのも面白いですよね。
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