dTVとNetflixを比較しました

dTVとNetflixについて、データやサービスの質、実態などの比較を行いました。

インプレス総合研究所が調査した2017年度の国内利用率は、dTVが10.2%(3位)、Netflixが7.6%(4位)。dTVは会員数を公開しているVODサービスの中では最もその数が多いと言われていますが、Netflixは全国に1億人の会員を抱える世界一のVODサービスです(国内会員数は非公開)。

Netflixが日本に進出して2年。明石家さんまを起用したCMや、又吉直樹の「火花」、「あいのり」「テラスハウス」「デアデビル」などのオリジナルコンテンツで一躍注目を集めています。現状の順位もdTVを追い越す日は近いと見られています。というのも、dTVは端末契約時などにプランの一部として契約した「非アクティブユーザー」が極めて多く、現状の稼働率や認知度では間違いなくNetflixが優勢でしょう。

ここでは客観的なデータと、両方登録している私自身の主観なども織り交ぜながら紹介していきます。なおそれぞれのサービス詳細については以下でまとめています。

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Netflixのサービス詳細まとめ

dTV × Netflix 比較

dTV Netflix
登録URL https://pc.video.dmkt-sp.jp/ https://www.netflix.com/
運営会社 株式会社NTTドコモ Netflix, Inc.
サービス開始 2011年11月 アメリカ:2007年1月
日本:2015年9月1日
提携局 TBS フジテレビ
配信本数 約12万本
※カラオケ映像なども含む
非公開
カテゴリー ・洋画
・邦画
・アニメ
・海外ドラマ
・国内ドラマ
・韓流、華流
・ガールズch(2016年10月新設)
・キッズ
・教養
・バラエティ
・シアター
・dTVオリジナル
・音楽
・ショートショート
・レンタル
・FOXチャンネル
・国内映画
・海外映画
・国内テレビ番組、ドラマ
・海外テレビ番組、ドラマ
・アジア映画
・アジアテレビ番組、ドラマ
・アニメ
・キッズ、ファミリー
・コメディ
・アクション
・SF、ファンタジー
・ヒューマンドラマ
・ラブロマンス
・サスペンス
・ホラー
・ドキュメンタリー
・受賞歴のある作品
・インディーズ映画
・バラエティ
・懐かしの名作
・音楽、ミュージカル
・趣味、映像、その他
会員数 469万人
※2017年3月現在
1億1700万人
※2018年4月時点
※国内の会員数は非公開
対応デバイス ・PC(Windows、Mac)
・スマートフォン、タブレット(iOS、Android)
・スマートテレビ
・STB(Chromecast、Amazon Fire TV、Apple TV 他)
・ゲーム機(PlayStation3・4、Wii U)※dTVは非対応
画質 SD/HD/フルHD/4K(HDR) SD/HD/フルHD/4K(HDR)
データ通信量 0.15~1.52GB/1時間 0.3GB~3GB/1時間
4K:最大7GB/時
VR 対応 非対応
サービス価格 月額540円(税込) ・ベーシック:864円(税込)
・スタンダード:1,296円(税込)
・プレミアム:1,944円(税込)
プランの詳細はこちらで解説
無料トライアル 31日間 31日間
マルチアカウント 非対応 オーナーを含め5個まで作成可能
(同時視聴数はプランにより異なる)
ダウンロード 一部可能 ほとんどの作品で可能
課金手段 ・クレジットカード
・ドコモキャリア決済
・クレジットカード
・デビットカード
・PayPal
・Netflixプリペイドカード
・iTunes(Apple TV利用者)
・Google Play
・SoftBankキャリア決済
サポート 年中無休

参考 動画配信ビジネス調査報告書2017/インプレス総合研究所

dTVとNetflixの共通点:4K(UHD)が見られる

まず、dTVとNetflixの共通点を挙げると、「4K動画(UHD)」を配信していること。

2018年4月、4K動画を定額料金内で配信しているのは、dTVとNetflix、Amazonプライムビデオの3社です。配信数はdTVがたったの1本に対して、Netflixについては確認できるだけでも300本以上あります。

Amazonプライムビデオは12本

Netflixは急速に4K作品を増やしていますが、dTVはもはや配信していないと一緒です。

4Kコンテンツの豊富さ・ラインナップで両者を検討していた方は、間違いなくNetflixがおすすめですが、Netflixも正直コンテンツが少ない現状なので、それほど期待しない方がいいかと思います。

現状のVOD市場では「インターネット動画において4Kは果たして必要なのか?」が問われており、dTV、Netflix、Amazonプライムビデオ含めて、今後4K動画は増えないのではないかともささやかれています。それを証拠に、動画配信サービス大手Huluも「4K動画の拡充はまだまだ先」と公表しています。

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dTVとNetflixの月額料金の比較

dTVとNetflixの月額料金を見てみるとdTVの値段が圧倒的に安いことがわかります。

VOD 月額料金(税込)
dTV 540円
Netflix 864~1,944円
TSUTAYA DTV 933円
Amazonプライムビデオ 400円(325円)
U-NEXT 2,149円
Hulu 1,008円
DAZN 1,890円

Netflixがとりわけ高いわけではないのですが、dTVの場合、運営母体が「NTTドコモ」でキャリア系VODであるため、その宣伝費も込めて価格を大幅に下げることができるのです。

Netflixの新価格

Netflixの価格は3つのプランから選ぶことになり、4K動画を視聴する場合は「プレミアム」に加入する必要があります。ただ、さきほども解説したように、まだ4Kコンテンツは完全に揃っていないため、4Kにそれほどこだわらない多くの人は、ベーシックあるいはスタンダードに加入することになると思います。

dTVはかなり安い部類ですが、Netflixは決して高いわけではなく、むしろ他社と比べると先進的な機能や独自のコンテンツを揃えています。

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dTVとNetflixの独自コンテンツを比較

ここからはdTVとNetflixが持っているオリジナルコンテンツを比較していきます。

Netflixは「2017年中に1000時間分のオリジナルコンテンツを投入する」と公式で発表し、国内外で数多くのオリジナルコンテンツが制作・配信されました。最近では、日本のアニメを全世界に配信しようと、積極的に制作会社に出資をして高品質な独占コンテンツを配信しています。
日本にNetflixがやってきたときも又吉直樹原作の「火花」を4K/HDRで独占配信し、注目を集めました。その他、フジテレビとの提携により、「あいのり」や「テラスハウス」の配信も行い、話題を呼びました。

dTVも、前身のBeeTVやNOTTVのコンテンツ、TBS系列の映画やドラマのスピンオフ制作も力を入れていますが、個人的には、Netflixの方が「どうしても見たい!」と思える訴求力のあるオリジナルコンテンツが多く揃っている印象です。

魅力的なオリジナルコンテンツは、VOD選びの際に大きく重要視すべきポイントですが、その点で言うと、dTVは、ややコンテンツ力が弱い印象を受けます。

dTV Netflix
得意分野 ・動画数 ・国内ドラマ、邦画
・VODの操作性
・オリジナル作品のボリューム
オリジナル作品 ・銀魂-ミツバ編-(4K)
・パパ活
・ゴッドタン(dTVオリジナル)
・闇金ウシジマくん(dTVオリジナル)
・火花
・あいのり
・深夜食堂 Tokyo Stories
・テラスハウス
・サボリーマン甘太郎 他
独占配信 BeeTVコンテンツ 多くの作品

dTVとNetflixの比較まとめ

dTVとNetflix、どちらを選ぶかは、どこを重要視してるかによって変わってくるでしょう。

  • 価格重視:dTV
    月額料金540円でコンテンツ数12万のVODはコストパフォーマンスが非常に高いと言えます。
  • コンテンツ:Netflix
    オリジナルコンテンツの配信にはNetflixがずば抜けて力を入れています。オリジナル以外のコンテンツも豊富に揃っている印象です。。

機能的な面では、Netflixの方が先進的でありますが、動画のダウンロード機能や、4K対応、対応デバイスが豊富である点は、両者とも共通しています。

料金と独自コンテンツの差で、dTVとNetflixの価値の感じ方が変わるのだと思います。

どちらのサービスも無料トライアルが用意されているので、まずは実際に試して比較してみるのが良いでしょう。

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