Huluは国内利用率第2位(14.9%)と、日本ではメジャーなVODです。アップデートやリニューアルを繰り返し、ユーザーの声が届きやすいサービスだと言われています。
Huluは海外ドラマや、日本テレビ系のコンテンツなど、取り揃えている動画のラインナップについては特に評価されていますが、VODとしての操作性の面で悪い口コミが目立っている印象です。
Huluの悪い口コミ①:Chrome・Firefoxで安定して見られない
HuluはPCのブラウザ視聴で、ChromeまたはFirefoxを利用している場合、安定して視聴することができない場合が多いようです。
しかし、Windows 10のMicrosoft Edge、または、macOSのSafariによる視聴では見られます。
Huluの安定性の面で関係があるかは定かではありませんが、Microsoft Edgeは、著作権保護(DRM)のシステムを、Chromeなどよりも強固なものを採用しているため、VODとの親和性が強いと言われています。(Netflixも4KがMicrosoft Edgeのみに対応なのもこのため)
しかし、ライブ視聴はChromeやFirefoxで安定して見られます。
アプリによる視聴、Amazon Fire TVなどSTBによる視聴では不自由ありませんが、主要ブラウザがChromeでPC視聴をメインに考えている方にとっては非常にストレスとなります。
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Huluの悪い口コミ②:「海外ドラマ=Hulu」のイメージが薄れてきている
Huluというと、「海外ドラマ」のイメージが強いでしょう。そもそもHuluがアメリカで作られたときも、海外メディアが複数共同で設立しているため、独占配信している海外ドラマやコンテンツも豊富です。
しかし、今はNetflixの台頭で、そのイメージが薄れかけています。WOWOWもVODを開始したり、GYAO!の躍進も目立ちます。
Huluは「最新海外ドラマ」の配信は確かに強いのですが、過去の作品となると意外とラインナップが少なかったりもします。
また日本Huluが日本人向けコンテンツに力を入れている印象もあり、海外ドラマ・洋画を求めている方はNetflixや、WOWOWとも比較した方が良いかもしれません。
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Huluの悪い口コミ③:サイトが重い・見にくい
私がHuluを利用している中で特に不快に感じるのは、サイトの操作性です。
操作そのものはChromeもFirefoxも可能ですが、視聴は非常に不安定です。しかし安定して見られるはずのMicrosoft Edgeでも、操作中Huluが落ちたり、動画が止まったり、「早送り」や「途中から見る」がエラーになったりします。正直、こうしたことが起こるVODは他にありません。
Huluでしか見られない動画が多くあるため「仕方なく」利用していますが、総合的なVODとしての価値ではAmazonプライムビデオやNetflixが頭一つ抜けています。
Huluの悪い口コミ・評判まとめ
- 視聴できないブラウザが多い
- 海外ドラマのイメージが薄れてきている
- 操作性に大きく問題あり
Huluは2011年から日本でサービスを開始し、他社VODと比較しても古参なのですが(それもあって国内利用率2位ということもありますが)、サービス面における不具合や悪い口コミはずっと消えません。特に、Huluの日本法人が独自のシステム(happyon.jp)でサービスを開始してから、不安定になりはじめました。
逆に動画・コンテンツそのものに対する悪い口コミはあまり多くありません。
また4KやVRコンテンツの導入も「他社の動きを見ながら」とお偉いさんが公言しており、米国Huluではすでにスタートしているものの、日本Huluでは1つもコンテンツはありません。