2018年2月7日読売新聞の記事で、スポナビライブが2018年5月で終了することが発表されました。それに伴い、プロ野球コンテンツはDAZNへ移管されることになりました。
参考 スポナビライブ終了~黒船DAZNへコンテンツ完全移管!野球中継は巨人戦以外全配信
スポナビライブに関する、主にNPB、プロ野球中継に関する悪い口コミをまとめました。
というのも、私はスポナビライブについては野球中継の観戦にしか利用していないので、BLEAGUEや大相撲、サッカーなどについてはわかりません。
ただスポナビライブの野球中継はほぼ毎日視聴しているので、ある程度スポナビライブが苦手とする、又はデメリットと言えるところが見えてきましたのでまとめていきます。
スポナビライブの悪い口コミ①:セ・リーグの視聴は制限が多い
スポナビライブ、来年も契約するかぐう微妙。東京ドームとマツダの試合映らへんし甲子園はディレイ中継やし。パオタはええかもしれんけど。
— たかぎ (@tkG2C) September 19, 2017
スポナビライブはソフトバンクとYahoo!が共同で設立したサービス。そのためパ・リーグファン贔屓に作られています。またセ・リーグ球団はかなり自立しているチームが多いため、実質ソフトバンクの傘下に入りながら足並みを揃えることを嫌います。そのためセ・リーグ球団は以下のような権利上の制約があります。
- 広島:主催試合全試合配信なし
- 巨人:主催試合全試合配信なし
- 阪神:5分間のディレイ放送+Amazon Fire TVを利用できない
- 中日:巨人戦配信なし
- ヤクルト:見逃し配信なし
- DeNA:制限なし
なおパ・リーグ球団については基本全試合配信されますが、今は交流戦がある関係で「全試合」というのは難しくなっています。
また横浜DeNAベイスターズについては基本フリーダム。DeNAという企業自体がかなりイケイケな会社ですから、むしろ寛容です。というより、寛容すぎるためにスポナビライブに登録しなくてもDeNAの試合が見れてしまいます。
例えばSHOWROOMやAbemaTVでも主催試合は無料配信されています。見事にセ・リーグ6球団が様々な方向を向いていることが分かるでしょう。
スポナビライブの悪い口コミ②:同時視聴中に動画が止まる・遅れる
私の個人的なスポナビライブの楽しみ方ですが、王様になった気分で配信試合を全部開き、あとはMLBの見逃し配信なんかを開いて、こうして一望しながら見ています。
スポナビライブは同時視聴数に制限が無いので、いくらでも動画を開くことができます。しかし、5個くらい動画を開くと、1~2個くらいの実況音声が遅れて聞こえるようになります。また動きもカクカクになったりします。これくらいであればもうちょっと耐えてほしいのですが。
もちろんPCのパフォーマンスにも依存しますが、通信上のトラブルは1つの動画だけ点けていても起こることがあります。ライブ配信型のVODはこれが一番の課題だと思いますが、もうちょっと頑張って欲しいところです。
スポナビライブの悪い口コミ③:視聴トラブルが多い
【ご報告】
本日配信の楽天vs.日本ハム戦において、配信トラブルにより一部映像の乱れがございました。大変申し訳ございません。
該当箇所につきましては見逃し再生でも視聴が出来ないため、別途VODにて掲載致します。何卒よろしくお願いいたします。
— スポナビライブ (@sportsnavi_live) September 19, 2017
「②」にも通じる話ですが、スポナビライブは通信トラブルが結構な頻度で起こります。
こうしてアナウンスするほどひどいものから、軽微なものもまで含めると、3日に1回くらいは起こっているイメージです。ちなみに↑のツイートは、私も実際に見ていましたが、2017年9月19日の楽天-日本ハム戦が途中で止まってしまい、永遠にCMを繰り返すバグが起きました。
別にアクセスが集中していたり、無料放送の対象試合でもありませんでした。
スポナビライブの悪い口コミ・評判まとめ
- セ・リーグファンについてはスポナビライブは割高
- 同時視聴中に動画が止まる・遅れる
- 通信制限が多い
スポナビライブはYahoo!プレミアム会員、ソフトバンクユーザーであれば月額980円、通常会員でも1,480円で見られる格安なサービスです。これまでスカパー!(3,980円)で視聴していた方からすれば驚くほど安いですよね。
もちろんスカパー!の方が視聴は安定しますし、上記の制限なく視聴することができますが、何より価格と、設置までの時間(1日~2週間)がネックでした。
スポナビライブの場合はインターネット環境さえあれば、登録したらすぐさま中継を見られます。しかしテレビではないので権利上の問題が多く、12球団143試合全て配信するというのは難しいようです。
例えばHulu(巨人戦)や、虎テレ(阪神)、SHOWROOMやAbemaTV(DeNA)、地上波などを組み合わせ、うまく穴を埋めていくのが賢いやり方と言えます。
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