引用:https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B00FIWIFF2/ref=pd_cbs_318_8
私は年に100本以上の映画を見るほど映画が大好きです。 ジャンルは問わず満遍なく見てきました。そんな私が今回オススメするのは、私の中では、『シリーズもので最高傑作!』
子どもの時からずっと大好きで、大人になった今でもなお定期的に見返してしまう作品をご紹介させて頂きます。
それは…ついに完結!?最終局面を迎えたハリーポッターシリーズ!
『ハリーポッターと死の秘宝』
やはりハリーポッターを語る上で、多くのファンが「死の秘宝での、正義と悪の全面対決はやっぱり一番面白い!」、「物語が終焉するにあたってハリーとその仲間が成長したことに感動した!」など、ハリーポッターファンを魅了した作品であることは間違いありません。
ここでは、これから「ハリーポッターと死の秘宝」を見られる方にとっても、初めてハリーポッター作品を見られる方にとっても、伝わるような作品紹介にしていこうと思います。
今作品を見られる前に、オススメする理由を言いたいという早る気持ちを抑え、まずはこれから「ハリーポッターを初めて見られる方」にこの物語がどのようなお話なのか簡単にご説明しておこうと思います。
ハリーポッターとは?
引用:https://s.cinemacafe.net/article/2011/06/30/10843.html
イギリスの女性作家「J.K.ローリング」によって生みだされたファンタジー小説であり、書籍全7巻のシリーズで、累計発行部数「4億5000万部」を記録した長編大作。
物語の始まりは、1990年代初頭のイギリス・ロンドンが舞台。孤児の主人公”ハリーポッター“(以降では重要な部分を除き、ハリーに略す)は叔父母の家で、冷遇されながら育ちます。誰からも愛されず、存在を知られることもなく。
そんなハリーポッターが11歳の誕生日を迎えたある日、「ホグワーツ魔法魔術学校」(以降ホグワーツに略す)から入学許可証が届き、そこで初めて自分が魔法使いであることを知ります。
しかも、魔法界ではハリーポッターの名前を知らぬ者が居ないくらい、ハリーは有名な人物でした。しかしそれにはとても恐ろしく、悲しい過去が関係しています。
ハリーポッターの両親を殺し、今後ハリーポッターと数奇な運命を辿ることになる人物。
それが…闇の帝王『ヴォルデモート』です。
“ホグワーツ魔法学校始まって以来、最高の秀才”とまで言われた頭脳明晰な生徒でもあり、同時に過激な思想・主義をもった人物でもあった。のちに膨大な魔力と冷酷無比なまでの人身掌握により、魔法界を恐怖と混乱に陥れ、ハリーポッターの両親を殺し、魔法界の誰もが恐れる”例のあの人”
そんな誰もが恐れるから闇の帝王から唯一生き延びた存在。それがハリーポッターなのです。
そんなハリーが仲間とともに、学生生活を過ごし成長していく中で、宿敵ヴォルデモートとの不思議な運命を知り、因縁の戦いを描いた物語です。ラストに待つのは、正義か。それとも悪か。
これだからハマってしまう、ハリーポッターが面白い7つの理由!
理由①そもそも題名にもなっている「死の秘宝」とは何?
引用:https://tsutaya.tsite.jp/item/movie/PTA000081I7S
題名にもなっている「ハリーポッターと死の秘宝」ですが、死の秘宝については、前作までで一度も触れることはありませんでした。
「死の秘宝」とは、【吟遊詩人ビードルの物語】という三人兄弟の物語のあらすじが大きく関係してきます。
その物語の中には、”死によって作り出された3つの魔力を持ったアイテム”が登場します。
無敵の力を持つ「ニワトコの杖」
死者の魂を呼び出すことが出来る「蘇りの石」
着用することで、姿を消すことができる「透明マント」
この3つを全て手にしたものは、”死を制する者”となると言われています。
果たしてこれがどう結びつくのか?また死を制するとは一体どういう意味なのか?
理由②ヴォルデモートの魂!?7つに分けられた「分霊箱」
引用:http://news.livedoor.com/article/detail/5703584/
いよいよ最終章に突入し、「ヴォルデモートを倒すための唯一の手段」が見つかります。
それが『分霊箱の破壊』です。(別名ホークラックス、ラテン語で、”Horreum=納屋、倉庫”、”Crucis=苦痛、拷問”という意味)
そもそも分霊箱とは何か?
それは、自らの魂の断片を引き裂き、分裂した魂を魔法器に納めることにより魂を保存する魔法のことです。その行為により、自身の引き裂かれた魂を呪文によって他の何かに封じ込める。これにより魂を現世に繋ぎとめることができ、不死身の能力を得ることができるという魔法です。
しかし、分霊箱を作るのに必要なもの、それは“殺人を犯すこと”です。この方法を使用した魔法使いはヴォルデモートだけと言われています。
では、この分霊箱を壊す方法はあるのか?答えは、「強力な魔法特性を持ったもので破壊すること」です。(又は良心の呵責が必要)
実は前作までのハリーポッターで既に分霊箱なるものを2つ破壊しています。お分かりになりますか?
まず1つ目は、【トム・リドルの日記】(ヴォルデモートの本名)
これは「ハリーポッターと秘密の部屋」のラストで登場した大蛇の”バジリスク”を倒した後に、その牙で日記を刺して破壊しています。
2つ目は、【マールヴォロ・ゴーントの指輪】
これについては、「ハリーポッターと秘密のプリンス」で、ダンブルドアが破壊した指輪を見せるシーンにとどまりましたが、これも分霊箱の一つです。
そして前作(ハリーポッターと謎のプリンス)の最後に、3つ目の分霊箱【サラザール・スリザリンのロケット】が登場します。しかしこれは、”RAB”という何者かによって既に盗まれてしまっています。
果たしてRABとは何者なのか?残る4つの分霊箱とは一体何なのだろうか?
理由③残虐なまでの死!殺戮を繰り返す闇の帝王
引用:http://www.cinema-life.net/p160809_usjh/
前作までに、シリウス・ブラックやダンブルドアの死を目の前にして、ハリーポッターの心強い仲間達は次々と死んでいきました。
今回もそれは例外ではありません。今作でもハリーポッターを守るために多くの人が命を落とします。時には「え?ウソ…嫌だ。」と、突然の死に思わず言葉が漏れそうになるシーンも。
それだけヴォルデモートは強さを増しています。「死の秘宝PART1」はクライマックスの序章として、より一層をストーリーを加速させていきます。
「あなた最愛な仲間の死にどれだけ向き合えますか?」
理由④まるで別映画!?前作までとは打って変わるストーリー展開!
引用:http://eiga.michao.jp/youga/6405/
これまでのハリーポッターは、それぞれの時期に、授業の風景や、クィディッチ、魔法学校対抗試合、長期休暇など、比較的ハリーの日常を描写するシーンが多かったですよね。
ヴォルデモートとのシーンはあるものの、どこか作品の中で「明暗」の強弱を描くことが多かったわけです。
しかし今回からは全編「暗・黒」など光が灯るシーンはありません。それだけ闇の勢力が増大している証ですが、時には目を背けたくなるシーンも多数存在します。
死の秘宝からはそれだけ多くの光が消えてしまっています。
明るく、楽しいハリーポッターはもう存在しません。それくらいの見る方にも覚悟と勇気が求められています。
理由⑤涙なしでは語れない!?それぞれの「愛」のカタチ
引用:https://kaigai-drama-eiga.com/2017/08/17/harrypotter5/
ここでは、少し見方を変えてみましょう。
前作までも”ハリーが両親や仲間を想う気持ち”や”仲間がハリーを想う気持ち”は都度描かれてきました。
しかし今作からは、より一層「愛」の力を思い知る事になります。
「なぜダンブルドアは死ななくてはならなかったのか?」
「これほどまでに皆が身を粉にしてハリーポッターを守る意味とは?」
それはヴォルデモートも例外ではありません。元々優秀だった生徒が「選ばれし者ゆえの誤り」により、純血主義だけを残したいという魔法界への”愛”がヴォルデモートの行動を助長させていったのです。
そして、ハリーの憎き相手「セブルス・スネイプ」にも隠された愛がありました。それはハリーの亡き母・リリーポッターとの関係が…
全てのストーリーにカタチが存在していきます。
理由⑥これぞ真骨頂!魔法使い全面戦争 光VS闇!
引用:https://eiga.com/news/20110614/4/
私たちが日々大人になっていくにつれて色んな人と出逢うように、実際ハリーポッターの世界でも大人になるにつれ多くの人と出会ってきました。
その中でも最後まで一緒に旅を続けてくれたのは、一生の友人でもあるこの2人!
・「ロン・ウィーズリー」
(純血の両親を持つ生粋の魔法使い。かなり個性の強い一家の一番下の男の子)
・「ハーマイオニー・グレンジャー」
(“マグル”と呼ばれる普通の人間を両親に持ちながら、突然変異で魔法の力を持った存在。かなりの勤勉で努力家、とても秀才な女の子)
物語は常にこの3人で行動してきました。楽しい時も。辛い時も。そんな3人の前に今回現れる試練はどんなものなのか?
クライマックスならではの3人の友情・勇気・正義感が試される時です。
ただ凄いのはここからです。死の秘宝では、デスイーター(死喰い人)、ディメンター(吸魂鬼)、狼人間など、ヴォルデモートに服従した全ての闇の魔法使いとの全面戦争に発展します。
そこにはいつもの3人だけでなく、ネビルやシェーマス、ルーナ、ウィーズリー家(ジョージ・フレッド・ジニー)といったグリフィンドールの面々だけでなく、マクゴナガル、スラグホーン、キングズリーなど、これまで登場してきた全てのキャラクター総結集で戦う事になります。
理由⑦いよいよ因縁の最終決戦!ハリーポッターVSヴォルデモート!
引用:http://news.livedoor.com/lite/article_detail/5528374/
最後の理由として挙げさせて頂くのは、やはりハリー・ポッターとヴォルデモートの直接対決でしょう!
“一方が生きる限り、他方は生きられぬ”
この予言がある限り、どちらか一方は存在できません。
作品を増すごとに、どんどん勢力を強めるヴォルデモート。反対に、目の前で大切な人を失い続け、失意のドン底に浸るハリーポッター。
いよいよ最恐の敵との直接対決です。
果たして勝てるのか?ここで書き記すより、実際にみるべし!そこには驚きの展開が待っています。
まとめ
引用:http://news.livedoor.com/article/image_detail/5703584/?img_id=2078587
結局のところ…
ハリーポッターを見るべき?
逆に私が皆さんに問いたい。
これだけ壮大なストーリーを何故見ないのか?
「ハリーポッター 死の秘宝」をはじめ、ハリーポッターシリーズはここでは書ききれないくらい、毎回感動が込み上げてきます。見終わった後に“喜怒哀楽”全ての感情が爆発するほど。
実は私もハリーポッターを見始める前は、見ることにかなり抵抗があった1人です。それは当時、小説が出版された時に興味本位で手に取りましたがシリーズ早々に断念しました。
理由は簡単。本自体が分厚く、文字も多く、内容も複雑で読む気になれなかったからです。
映画自体を見ることは好きでしたが、一度書籍で断念した事もあり、「書籍が人気だったから実写化しただけだろう。どうせ完全には描けていない。」
そんな気持ちを抱きながら映画館に向かったことを今でも覚えています。
結果は…
『ハリーポッターの最終シーンの瞬間まで引き込まれるくらいファンになっていました』
映画が公開され、その都度映画館に行く私。気がつけば1作目の「ハリーポッターと賢者の石」から始まり、「ハリーポッターと死の秘宝」が終わるまでの約10年間、私もハリーポッターと同じように年を取りました。
しかし、私のハリーポッターに対する想いは燃え尽きぬまま今に至ります。
この記事を読んでくださり、
「これからハリーポッターシリーズを最初から見ようと思われた方」
「これから最終章である”死の秘宝“を見られる方」
私はどちらにしても最高の時間が過ごせると思っています。
“子供のようにワクワクし、勇気や感動を与えられ、時には立ち止まって考えさせられる“
こんな想いが詰まった作品に仕上がっています。
きっと後悔はしないと思います。そして、皆さまにとっても何度も見たくなるようなオススメの映画となるよう”ハリーポッターファン”として祈っております。